【J1採点&寸評】名古屋1-1横浜|気迫に満ちたエースの一発と守護神の神懸かり的なセーブが名古屋を救う!

2018年05月06日 今井雄一朗

名古屋――ランゲラックは陰のMOMと言える活躍

【警告】名古屋=G・シャビエル(37分)、小林(84分)横浜=54分
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】ジョー(名古屋)

[J1リーグ12節]名古屋 1-横浜/5月5日/豊田ス

【チーム採点・寸評】
名古屋 5.5
前半の展開は今後の課題。守備で後れを取っての劣勢は、よく耐えたと言わざるを得ない。ただし後半の猛攻はらしさ満点で、その点では勝てた試合でもったいなさも感じる試合に。

【名古屋|採点・寸評】
GK
22 ランゲラック 6.5
この日の陰のMOM。後半に見せた神がかったセーブは文字通りチームを救った。前半からの劣勢の中でも、チームの士気を保ち続ける貢献度も高い。

DF
6 宮原和也 5.5
ポストに当てた後半のチャンスは決めたかった。強力なサイド攻撃に負けじと前に出たが、最後の精度は今ひとつ。ボールの収まり具合、キープ力は前半の支えでもあった。

5 新井一耀 5.5
古巣対戦に燃えた男も、強烈な相手の攻撃サッカーに前半は後手を踏んだ。しかしホーシャとともに失点を1に抑え込んだことで、チームの勝点獲得に陰ながら貢献。
 
36 ホーシャ 6
身体を張ったディフェンスで相手の攻撃を1点に抑え込んだのは守備陣の貢献度として高いところ。後半には流血も、すぐさま治療してピッチに駆けこんでいった。

3 櫛引一紀 6
アグレッシブな相手のサイド攻撃に前半は手を焼いた。それでも自ら前線に抜け出していく積極性を見せ、シュートも2本放つ奮闘ぶり。

MF
29 和泉竜司 5.5
前半は存在感が薄かった。後半になってようやく前線での仕事が増えたが、プレスに対して前に出てこそ彼の本領。反撃の先頭に立つ戦いぶりが見たかった。

4 小林裕紀 6
横浜の積極性に前半は奔走させられっぱなしだったが、同点ゴールは彼のクロスから。サイドに流れて攻撃に厚みを出すなど、陰の仕事量は非常に多かった。
 

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