【J1採点&寸評】柏1-2磐田|磐田の攻撃陣は総じて高評価!交代策ピタリの名波監督も「6.5」に

2018年05月05日 鈴木潤

柏――中山の軽い対応が目に付いた

[警告]柏=鎌田(48分) 磐田=なし
[退場]なし
[MAN OF THE MATCH]川又堅碁(磐田)

 [J1リーグ13節]柏1-2磐田/5月5日/三協F柏
 
【チーム採点・寸評】
柏 5.5
幸先よく先制したが、すぐに追いつかれるとその後は苦しい展開に。後半に一度は盛り返したものの、追加点を奪えないまま、終盤に痛恨の失点。今季何度も見られる負けパターンでの敗戦だった。
 
【柏|採点・寸評】 
GK
23  中村航輔 5.5
2失点はともにノーチャンス。71分の上原のブレ球シュートを弾いた場面など、失点場面以外では安定したパフォーマンスを見せた。
 
DF
13  小池龍太 5.5(87分OUT
頻繁に上下動を繰り返し、攻守において存在感を見せたが、最後に川又への対応が遅れてしまったのは痛恨。
 
2 鎌田次郎 5.5
川又へのタイトなマークで、失点場面以外はほとんど仕事をさせなかった。ただ、その失点もニアに入った中野のマークについていたため川又のマークを外したのは仕方ない。
 
5 中山雄太 5
持ち味のビルドアップでも良さを発揮できず。逆転された場面では、荒木への対応があまりにも軽すぎて簡単にクロスを上げさせてしまった。
 
39  亀川諒史 5.5
前半は何度か深い位置まで侵入していくも、後半はハモン・ロペスと良い攻撃を奏でられず。最後の失点場面でも中山、ハモン・ロペスとの守備の連係が噛み合っていなかった。
 
MF
17  手塚康平 5.5(50分OUT
期待されたビルドアップでは効果的な配球ができず。守備では磐田の松浦、山田のマークを掴めずに非常に苦しんだ。
 
15  キム・ボギョン5.5
前半は手塚同様に、松浦と山田の動きに翻弄された。後半に大谷が入り、高い位置を取れるようになったが、攻撃に高いアクセントを与えたとは言い難い。
 

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