【J1採点&寸評】磐田0-0清水|“静岡ダービー”は見応え十分の好ゲーム! MOMはハードチャージを見せた…

2018年04月07日 梶山大輔(サッカーダイジェスト)

磐田――アグレッシブなアウェーチームに苦しんだ

【警告】磐田=高橋(32分)、田口(81分) 清水=クリスラン(40分)、金子(81分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】フレイレ(清水)

[J1リーグ6節]磐田0-0清水/4月7日/エコパ
 
【チーム採点・寸評】
磐田 6
キックオフから人もボールも動き、調子の良さがうかがえた。徐々に清水ペースとなったが、5DF+4MFのブロックを構築し、粘り強く戦う。アタッカーが次々と投入された終盤は攻勢を強めたが、1点が遠く……。アグレッシブな清水に苦しめられた。
 
【磐田|採点・寸評】
GK
21 カミンスキー 6.5
7分の石毛のポスト直撃シュートには肝を冷やしたが、その後は普段通りの"神セーブ"を披露。52分には最大のピンチに鋭く反応し、無失点に抑えた。
 
DF
3 大井健太郎 6.5
安定感抜群のカバーリングでピンチを防ぐ。26分には絶妙な読みでインターセプト。熟練の技はこの日も健在だった。
 
4 新里 亮 5.5
相手の助っ人FWコンビに身体を張った守備で対抗したが、不用意なクリアミスやビルドアップのミスは減点材料だ。
 
5 櫻内 渚 6(71分OUT)
前半は一列下の高橋と連係し、右サイドの主導権を握る。後半はプレーにさほど絡めず、ベンチへ退いた。
 
6 ギレルメ 5
リーグ戦2試合ぶりの出場。縦へ仕掛ける意識が高く、迫力はあったが……。クロスの精度を欠き、川又にジェスチャーで指示を受ける場面も。
 
41 高橋祥平 6
前線へのフィードと攻撃参加に冴えを見せた。守備でも足を止めず、集中力を最後まで維持していた。
 
MF
7 田口泰士 6
清水のプレスに苦しみ、いつもよりボールに触れる機会は少なかったが、その分泥臭い守備で下支え。狙いを定めたボール奪取が光った。

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