【J1採点&寸評】仙台1-0長崎|2位浮上の立役者、ビッグセーブ連発の仙台守護神を最高評価!

2018年03月31日 小林健志

仙台――相手の攻勢にミスが目立つ展開に。

【警告】仙台=関(90+2分) 長崎=ファンマ(44分)、碓井(68分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】関憲太郎(仙台)

[J1リーグ5節]仙台1-0長崎/3月31日/ユアスタ
 
【チーム採点・寸評】
仙台 6
西村のファインゴールで先制に成功したが、特に後半は相手の攻勢に手こずりミスが目立ち、ピンチも多かった。それでも結果的に無失点で勝点3を奪取に成功し、3年ぶりの2位浮上を達成したのは評価できる。
 
【仙台|採点・寸評】 
GK
21 関憲太郎 7
終盤に何度もピンチを迎えたが、再三のファインセーブでゴールを割らせず。守護神の活躍が無ければ、勝点3はあり得なかった。
 
DF
13 平岡康裕 6
前節のように攻撃に出られる展開は作れなかったが、ファンマや鈴木との競り合いで強さを見せ、攻撃につながるパス出しも良かった。
 
27 大岩一貴 5.5
競り合いの強さは見せたが、スピードのある相手に簡単に縦突破を許し、大きなピンチを招く場面があった。
 
39 金 正也 5.5
機を見ての縦パスで攻撃の起点になろうとしていたが、ミスからボールを失ったり、相手のスピードに苦しんだりする場面もあった。
 
MF
7 奥埜博亮 6
古巣相手にキャプテンマークを巻いて出場。攻撃ではあまり決定機を生み出せなかったが、身体を張った守備で勝利に貢献した。
 
16 野津田岳人 6
ボランチ起用で攻撃への貢献が期待されたが、結果的には守備でのハードワークが光り、リスクマネジメントの意識が非常に高かった。
 
29 古林将太 6(90+1分OUT)
前半は果敢な飛び出しで西村のゴールを演出したが、後半は対面の選手が飯尾に変わると、守備の時間が長くなり、3バックを守備でサポートする場面が目立った。
 
2 永戸勝也 5
前半から飯尾の縦突破に苦しめられ、後半もパスミスからボールを失うことが多かった。自慢のクロスによる攻撃も少なかった。
 

次ページ仙台――攻撃面では3バックの相手に数的優位を作り出せない課題が残ったまま。

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