【日本代表】「現体制のままでいくのか」。その質問に西野技術委員長は?

2018年03月28日 サッカーダイジェスト編集部

「まったく現場が成立していない感じは持っていない」。

ハリルホジッチ体制の継続について質問を受けた西野技術委員長。欧州遠征の結果よりも、あくまで本大会でなにができるかが重要だと回答。(C)SOCCER DIGEST

[キリンチャレンジカップ]日本1-2ウクライナ/3月27日/スタッド・モーリス・デュフラン
 
 日本代表は3月27日、ベルギーのリエージュでウクライナ代表と対戦し、1-2で敗れた。
 
 23日のマリ戦を含む欧州遠征での2試合は、勝ち星なし。この日行なわれたウクライナ戦でも一時は同点に追いつきながらも後半に再び突き放され、「内容はスコア以上」(西野技術委員長)の完敗だった。

 昨年12月に開催されたE-1選手権でも韓国戦から3戦勝利がない状態で、ロシア・ワールドカップ本大会に臨むことになる。ヴァイッド・ハリルホジッチ体制への不安視も避けられない状態だ。
 
 試合後、日本サッカー協会の西野朗技術委員長にある質問が飛ぶ。

 「このままの体制でいくのか。議論をするのか」と。
 
 これに対し、西野技術委員長は次のように返答した。

「現状はこの体制でいく。まったく現場が成立していない感じは持っていない。レベルの高い相手との対戦での結果なので。それよりも本大会でどうか。やれないことを今はもっともっと追及してやらなければいけない」と回答。本大会まで残り3か月を切った現時点で、"継続"を明言した。
 
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