ミランのカカ、古巣サンパウロへの移籍も検討材料に

2014年06月09日 ジャンルカ・ディ・マルツィオ

インザーギの監督就任でレギュラーポジションの保証が…。

15年のアメリカ行きを前に、カカは古巣サンパウロへの復帰を検討しているという。 (C) Getty Images

 2015年に発足するアメリカMLSの新チーム、オーランド・シティへの移籍で合意に達しているカカは、14-15シーズンもミランに残ってプレーするかどうか、まだ決断を下していない状況だ。ミラン残留のほかに、かつてプレーした母国ブラジルのサンパウロへの復帰も検討材料に入っている。
 
 公には家庭の事情とされているが、4-3-3を基本システムとするフィリッポ・インザーギの監督就任で、レギュラーポジションが保証されるかどうか分からないこともその理由のひとつと見られる。スポークスマンのディオゴ・コッコは、「リカルド(カカ)はまだミランに残るかどうか決断を下していない。いまは検討中の段階」とコメントしている。
 
文:ジャンルカ・ディ・マルツィオ
翻訳:片野道郎
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