半年ぶりに代表復帰した本田圭佑はマリとのドローゲームに何を感じたのか

2018年03月24日 サッカーダイジェスト編集部

1-1ドローのテストマッチで収穫に挙げたのは…

70分から出場した本田。右ウイングとしてプレーした。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

[国際親善試合]日本1-1マリ/3月23日/スタッド・モーリス・デュフラン

 日本代表は3月23日にベルギー・リエージュでマリ代表と対戦し、1-1で引き分けた。
 
 約半年ぶりに代表復帰した本田圭佑は、70分に久保裕也に代わってピッチに登場。「失敗はしましたが、ひとつの形になりそうだった」と縦への突破を試みるなど、右ウイングとしてチャンスを窺った。
 
 ただ、これまで勝負強さを発揮してきた男は、復帰戦で結果を残すことはできず。チームも、ロシア・ワールドカップの対戦国であるセネガルを想定したマリに苦戦。後半アディショナルタイムに中島翔哉のゴールで同点に追い付くのがやっとで、最後までリズムを掴めずに貴重なテストマッチを終えた。
 
「全体的に話すことはないかなという感じですね。話すと悪いところばかり出てしまうと思うので。収穫は唯一、負けなくて良かったということ。それは全員が感じていることだと思います」
 
 開幕まで3か月を切ったワールドカップへ危機感を募らせたのか、本田は言葉を選びつつ静かにゲームを振り返った。
 
 3月27日には、今度はポーランド戦を想定してウクライナと対戦する。マリ戦からメンバーの入れ替えが予想されるなか、本田は「個人的には次はもう少し長い時間、チャンスがあると思う。多分、今日よりも強い相手ですし、良い緊張感のある最後のテストマッチなので仕上げたいです」と意気込んだ。
 
 ワールドカップメンバー生き残りへ、幾度も日本を救ってきた男がアピールできるのか、注目だ。

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