[国際親善試合]日本１－１マリ／３月23日／スタッド・モーリス・デュフラン

　日本代表が３月23日、ベルギーのリエージュでマリ代表と対戦。１-１の引き分けに終わった。
 
　身体能力に優れる相手に苦戦し、43分にPKで先制点を献上すると、追いついたのは後半アディショナルタイムだった。途中出場の中島翔哉のゴールでギリギリドローに持ち込んだ展開を、日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督は「ちょっと厳しい結果」と振り返った。
 

「すべてがポジティブなわけではない。まだまだトレーニングしなければいけないことがあるということです」

　もちろん、デビュー戦でゴールを決めた中島やアシストを決めた三竿健斗など、途中起用した選手が結果を残した点は見逃せない。ただ一方で、多くの課題が散見したことに指揮官は不満を漏らした。
 
「まだセネガル戦に対する準備ができていないということ」

　ロシアワールドカップの２戦目で当たるセネガルを想定して挑んだ貴重な親善試合だったが……。本大会開幕まで３か月を切っているだけに、指揮官にとって不安が残る一戦となった。

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