【移籍市場超速報】CL決勝進出 A・マドリーの主力M・スアレスに、ナポリが照準

2014年05月23日 ジャンルカ・ディ・マルツィオ

ペレイラ獲得に向け、ユーベはウディネーゼと話し合い。

攻守に質の高いM・スアレスは、リーガ・エスパニョーラを制し、CL決勝進出を果たしたA・マドリーの躍進に貢献した原動力のひとりだ。ナポリが獲得候補にリストアップ。 (C) Getty Images

【ナポリ】A・マドリーのマリオ・スアレスに照準
 
 中盤が大きな補強ポイントとなっているナポリが、アトレティコ・マドリーの守備的MFマリオ・スアレスに興味を示している。コンタクトを取った今年1月に続き、ここにきて改めて動きが出ている。代理人がラファエル・ベニテス監督と同じマヌエル・ガルシア・キロンで、選手サイドとの接触に障害はない。
 
 昨日もお伝えした通り、メインターゲットはあくまでマキシム・ゴナロン(リヨン)だが、M・スアレスも選択肢のひとつとしてリストアップされていることは確かだ。
 
【ラツィオ】ラドゥにニューカッスルとフィオレンティーナからオファー 

 ラツィオの最終ラインを支える左SBシュテファン・ラドゥに、ニューカッスルとフィオレンティーナから獲得のオファーが届いている。ラツィオとの契約は2016年まで。今夏契約を延長できなければ来夏は値崩れが必至だけに、手放すならばタイミングはいまだ。
 
 クラウディオ・ロティート会長は1000万ユーロ(約14億円)以下での放出は考えていないようだが、それも状況次第。ラドゥとラツィオの関係は今夏が大きな曲がり角になる。
 
【ユベントス】ペレイラ獲得に向けてウディネーゼと話し合い
 
 ユベントスはここ数日、ウディネーゼの攻撃的MFロベルト・ペレイラの獲得に向けて動きを見せている。すでにスタートした交渉は、ウディネーゼが全額金銭による譲渡(値札は1400-1500万ユーロ=約19億6000万円-21億円)を望んでいるのに対し、ユーベは保有権を持つ若手を交渉に組み込みたい意向。
 
 ユーベが共同保有している19歳のダニエレ・ルガーニ(エンポリ=セリエB)はまだセリエAでプレーするには早く、サッスオーロにレンタルされているルカ・マッローネにはウディネーゼは興味がないようだ。カリアリにレンタルされているロレンツォ・アリアウドが落としどころになりそうだが、詳細の詰めはまだこれからの話だ。
 
 一方、共同保有でサッスオーロに貸し出し、33試合で9得点を挙げた91年生まれのストライカー、シモーネ・ザザは、来シーズンもこのままサッスオーロに残る可能性が高い。ユベントスに呼び戻すのは時期尚早、出場機会を得られるクラブで「武者修行」を続けるべきというのが首脳陣の考えのようだ。

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