【松本|新体制】7年目の指揮官が力強く宣言!「『緑の力』を結集し全力で頂を目指す」

2018年01月22日 サッカーダイジェスト編集部

今冬は積極的な補強に動き、「若返り」に着手。

今季のスローガンは「One Sou1 全緑、登頂!」。全33人の陣容で4年ぶりのJ1昇格を目指す。

 J2松本山雅FCの2018年シーズン新体制発表会が1月21日、松本市内で開かれた。
 
 今オフは積極的な補強に動き、新戦力13人を加えた全33人の陣容で新たな戦いに臨む。自身最長7年目を迎える反町康治監督をはじめ、全選手が約1,800人のサポーターの前でJ1昇格への決意を表明した。
 
 8位に終わった昨季を踏まえ、今季の松本は大きく顔ぶれを変えて新シーズンに突入する。J1で戦った2015年シーズンに主力だった前田直輝(←横浜)、岩上祐三(←大宮)が2年ぶりに復帰するほか、中美慶哉(←鳥栖)、藤田息吹(←愛媛)、守田達弥(←新潟)らを新たに獲得。大卒ルーキーも、昨季特別指定選手として昨季8試合に出場した下川陽太(←大阪商業大)ら4人を迎えて「若返り」への布石を打った。
 
 スローガンは「One Sou1 全緑、登頂!」。神田文之社長は冒頭のあいさつで「2018シーズンは心機一転、クラブ全体で新たな戦いにチャレンジしていき、悲願のJ1昇格を勝ち取りたい。そのためにJ2の頂を目指して戦い続ける」などと話した。反町監督も「今年は大卒がたくさん入ってメンバー構成が若くなった。若い力を結集し、皆さんの『緑の力』を結集し、全力で頂を目指して頑張っていきたい」と力強く語った。
 
 その後は選手たちが、一人ひとりあいさつ。前田直は「(J2に降格した)2015年シーズンの悔しい思いは今も心の中にあり、それを晴らすために帰ってきた。またJ1で戦えるように全力で頑張る」と述べ、昨季レンタル先の水戸で13ゴールを挙げた前田大は「今年は去年以上に勝負の年。チームとしても個人としても目標を立てているので、それをかなえるために1年間頑張りたい」と話した。
 
 チームは14日に始動済み。連日の2部練習でハードに追い込んでおり、22日から始まる御殿場キャンプでもさらに強度を高めていくようだ。
 

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