冬の移籍市場の見どころ、欧州主要国の日程をチェック! ビッグクラブの補強&放出、日本人選手の動向etc.

2018年01月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

アーセナルの大物たちはどう動く!?

どの動向が注目されるA・サンチェス(右)とエジル(左)。ヴェンゲル監督は残留を願っているが、「どんなことも起こり得る」とも語っている。 (C) Getty Images

 2018年の幕が開けた今、欧州ではイングランド・プレミアリーグのように年末年始関係なしに強行日程をこなしているリーグもあれば、ドイツ・ブンデスリーガのように数週間におよぶウインターブレイクに突入しているリーグもある。


 国によって現状は異なるが、共通しているのは、どの国のクラブも今、フロントは慌ただしく動いているということだ。冬の移籍市場が門を開いたことで、選手の大移動が始まったからである。
 
 まず、欧州主要国の移籍市場の最終日と時刻は以下の通りだ。
 
◇イングランド
1月31日23時59分(2月1日8時59分)
◇スペイン
1月31日23時59分(2月1日7時59分)
◇ドイツ
1月31日18時(2月1日2時)
◇イタリア
1月31日23時(2月1日7時)
◇フランス
1月31日23時59分(2月1日7時59分)
◇ポルトガル
2月2日12時59分(2月2日21時59分)
◇オランダ
1月31日23時59分(2月1日7時59分)
◇ベルギー
1月31日23時59分(2月1日7時59分)
 
 各クラブが潤沢な資金を要するイングランドでは、冬でも多くの選手が動きを見せることになりそうだ。すでにリバプールが、かねてから狙いを定めていたサウサンプトンのファン・ダイクをDFとしては史上最高額の約7500万ポンド(約109億円)で獲得して話題をさらっている。
 
 ただ、今冬に関しては各クラブともに、補強よりも放出に注目が集まっている。なかでもアーセナルは、夏に移籍間近といわれたA・サンチェスに再びマンチェスター・シティ行きの噂が浮上。同クラブではマンチェスター・ユナイテッドが狙っているとされるエジルの動向も気になるところだ。
 
 チェルシーでは、コンテ監督との確執で出場機会が激減しているD・ルイスがチームを後にする可能性が高いとされ、新天地候補としてマンチェスター・U、ユベントス、レアル・マドリー、アーセナルといったチームの名が挙がっている。
 
 マンチェスター・Uは、昨シーズンにドルトムントから加入したムヒタリアンが、モウリーニョ監督のファーストチョイスではない状況を嫌がり、古巣復帰、あるいはインテルへのレンタル移籍が成立する可能性もあるという。
 
 最後にマンチェスター・Cだが、前述の通り、A・サンチェスの今冬での獲得を狙う一方で、守備でもミランのボヌッチを迎える計画があるようだ。これは、夏にユベントスから加入したばかりの彼が、早くもミラン入りを後悔しているからだとイタリア地元紙が報じている。

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