【J1採点&寸評】甲府2-2川崎|劇的同点弾の森本がMOM! 甲府は助っ人が躍動

2017年08月28日 大島和人

甲府――中盤5人はいずれも及第点の評価。

【警告】甲府=E・リマ(34分) 川崎=家長(36分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】森本貴幸(川崎)

[J1リーグ24節]甲府 2-2 川崎/8月27日/中銀スタ
 
【チーム採点・寸評】
甲府 6

ドゥドゥがDFの背後、脇を突いてひとりでシュート7本。ただチームとして彼を「空ける」動きがあり、繋ぐ時は繋いでいた。

【甲府|選手採点】
GK
23 岡 大生 6
位置取りが安定し、ドゥドゥの得点につながるフィードも。ただ最後はクロスによる左右の揺さぶりに対応できず。
 
DF
5 新里 亮 6
しっかりとスペースを消しつつ、技術の高い川崎のアタッカーからボールを奪えていた。
 
8 新井涼平 7
ラインを高く保ち、中盤との間に生じるスペースを封鎖。70分の同点弾は彼のサイドチェンジから。
 
6 エデル・リマ  5.5
攻守で強みは出していたが、PK献上で今季4枚目のイエローカード。次節・清水戦は欠場することに。
 
MF
27 橋爪勇樹 6
車屋の攻め上がりなどから深いスペースは取られていたが、一方で「外に押し出す」対応はできていた。
 
40 小椋祥平 6
運動量や球際の鋭さという持ち味を出しつつ、間で受けてさらに動くプレーで攻撃の連続性を生んでいた。
 
15 兵働 昭弘 6
危険なスペースを先回りして消しつつ、前に重心がかかった相手のプレスを回避するパス回しを主導。
 
27 阿部 翔平  6(72分OUT)
彼自身が目立つことは無かったが、攻守で周りを引き立たせる。後半は左サイドでいい崩しができていた。
 
14 田中佑昌 6(82分OUT)
チャンスメイク、シュートで何度も決定機に絡んだ。ただ37分に「1点もの」のボレーを決め損なう。

次ページ甲府――初ゴールのリンスは残留の切り札として期待。

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