【J1採点&寸評】鳥栖 3-0 大宮|イバルボがついに覚醒か⁉ 鳥栖は3発快勝もアタッカー陣に明暗

2017年08月20日 荒木英喜

鳥栖――新加入の河野は徐々に存在感を失う。

【警告】鳥栖=なし 大宮=マテウス(81分)、金澤(87分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】ビクトル・イバルボ(鳥栖)

[J1リーグ23節]鳥栖 3-0 大宮/8月19日(土)/ベアスタ
 
【チーム採点・寸評】
鳥栖 6.5
前半終了間際に挙げたゴールで主導権を引き寄せ、後半も効果的に追加点を奪って危なげなく勝ちきった。
 
【鳥栖|採点・寸評】
GK
33 権田修一 6
味方に当たってコースが変わったクロスにも冷静に対応するなど、高い集中力を見せた。
 
DF
13 小林祐三 6.5
タイミングのいい攻撃参加を序盤から見せ、システム変更後も高い位置取りで相手をけん制した。
 
5 キム・ミンヒョク 6.5
62分に和田の突破に対して身体を張って止めるなど、強さの際立つ守備で無失点に貢献した。
 
15 チョン・スンヒョン 6.5
鋭い出足でマテウスがスピードに乗る前に止めるなど判断の良さが光る守備を見せた。
 
2 三丸 拡 6
課題に挙げていたクロスの精度はこの試合でも今イチ。守備は及第点を与えられる出来。
 
MF
6 福田晃斗 6.5
得点にこそ絡んでいないが、中盤でタイトな守備をした後、相手の背後に飛び出して行った。
 
14 高橋義希 6
中盤の底で冷静にパスを展開した。守備では河野を下げて対応するなどの判断が光った。
 
4 原川 力 6.5
中に入ってプレーしながら三丸がオーバーラップするスペースを作り、ダメ押し点を挙げる。
 
7 河野広貴 5.5(49分OUT)
立ち上がりは中盤から高い位置まで自由に動いてボールに絡んでいたが、徐々に存在感を失っていった。

次ページ鳥栖――早々の3バック変更で主導権を握る。

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