【J1採点&寸評】甲府0-1浦和|超美弾の背番号10がMOM!ラストマッチの関根は…

2017年08月10日 志水麗鑑(サッカーダイジェスト)

甲府――相手より多くのチャンスを作り出したが…

【警告】甲府=ウイルソン(90+7分) 浦和=槙野(37分)、関根(60分)、菊池(89分)
【退場】甲府=なし 浦和=なし
【MAN OF THE MATCH】柏木陽介(浦和)

[J1リーグ21節]甲府0-1浦和/8月9日/中銀スタ
 
【チーム採点・寸評】
甲府 6
相手より多くのチャンスを作り出して、強豪相手に善戦した。しかし結果は黒星。奮闘むなしく、柏木の個人技に沈んだ。
 
【甲府|採点・寸評】                           
GK
1 河田晃兵 5.5
クロスへの対応など安定していた。惜しくも1失点を許してしまったが、相手を褒めるべきか。
 
DF
16 松橋 優 5.5(72分OUT)
マッチアップした菊池に手を焼いた。決勝点を献上した場面では近くの新里と協力してボールを奪うことができたかもしれない。
 
5 新里 亮 5
ビルドアップ時のポジショニングが悪く、オフェンス面の貢献度は低い。失点シーンは彼のプレッシャーの甘さも一因と言える。
 
8 新井涼平 5.5
強力な相手FWに的確に対応。ハイボールも確実に撥ね返していた。それだけに相手が上手かったとはいえ、守備陣として先制点を与えたことは悔やまれる。
 
6 エデル・リマ 6
ロングボールの処理は的確で、対人でも強さを見せた。ドリブルで持ち上がるなど、攻撃面でも貢献度は高く、彼がボールを持ったらチャンスになる期待感も漂わせた。
 
27 阿部翔平 5.5(77分OUT)
攻守で最低限のことをこなしたと言えるだろう。エデル・リマが攻めあがった時にはしっかりとカバーに入った。
 
MF
2 島川俊郎 6
出足の鋭いボール奪取で中盤を掌握。攻撃面においても技術的なミスは少なく、アンカーとしての役割を全う。
 
40 小椋祥平 6
試合の入りは悪かったが、徐々に豊富な運動量で攻守両面において存在感を示す。セカンドボールを多く拾っていたことは評価に値。
 
14 田中佑昌 5(83分OUT)
持ち前の走力を発揮するも、ボールを持ってからのミスが多い。走るタイミングも味方と噛み合っていないシーンが散見された。

次ページ甲府――無得点のブラジル人2トップの評価は低調。

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