【J2採点&寸評】名古屋7-4愛媛|ハットトリック達成の田口がMOM!愛媛の丹羽も高く評価

2017年08月07日 今井雄一朗

名古屋――G・シャビエルのパスが冴えた。

【警告】名古屋=田口(56分) 愛媛=河原(50分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】田口泰士(名古屋)

 [J2リーグ25節]名古屋7-4愛媛/8月6日/パロ瑞穂
 
【チーム採点・寸評】
名古屋 6
7得点はどれも美しいゴールで非の打ちどころがなかったが、後半のみで4失点で一度は追いつかれる試合展開はいただけない。最初の4得点で勝っておくべき試合。
 
【名古屋|採点・寸評】
GK 
1 楢崎正剛 5.5
4失点の形はほぼノーチャンスも、GKとして4失点に平均点はつけにくい。セービングは安定していたが、浮足立つ時間帯に落ち着きをもたらしたかった。
 
DF
23 青木亮太 6.5
縦横無尽のポジショニングとボールタッチの柔らかさ、豪快なシュートに華麗なドリブルと素晴らしい出来。失点に絡むミスが玉に瑕だった。
 
15 宮原和也 6.5
久々の3バックに落ち着いて対応。気の利いたディフェンスで攻撃的なチームを下支えした。
 
37 イム・スンギョム 6(65OUT 
守備陣のリーダーとして冷静な判断力を見せたが、65分に左足がつって負傷交代。パフォーマンスは安定していただけに、惜しい交代だった。
 
29 和泉竜司 6
火曜日の負傷からなんとか間に合わせ、気合いのフル出場。3バックからボランチとポジションを変えつつ、常に攻撃的にプレーし続けた。
 
MF
44 ガブリエル・シャビエル 6.5 
小気味よいボールタッチで攻撃にリズムを作り、正確なパスでも魅せた。青木とのコンビネーションは今後さらなる可能性を感じさせるものに。

7 田口泰士 7
MAN OF THE MATCH
ボランチの位置からプロ入り後初のハットトリックという出色の出来。バリエーションに富んだ得点だけでなく、攻守の要としても機能した。

次ページ名古屋――佐藤がチームに勢いを付ける先制弾。

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事