【J1採点&寸評】柏3-1神戸|MOMは2点に絡んだクリスティアーノ。一方ポドルスキは…

2017年08月05日 多田哲平(サッカーダイジェスト)

柏――高い攻撃性能を見せつけたクリスティアーノを評価。

【警告】柏=中谷(31分)、D・オリヴェイラ(52分)、キム・ボギョン(53分)、手塚(68分) 神戸=ニウトン(9分)
【退場】柏=なし 神戸=田中英(67分)
【MAN OF THE MATCH】クリスティアーノ(柏)

[J1リーグ20節]柏3-1神戸/8月5日(土)/日立柏サッカー場

【柏3-1神戸 PHOTO】ホーム柏が後半3得点で逆転勝利!神戸ポドルスキは得点ならず。

【チーム採点・寸評】
柏 6
リーグ戦7試合ぶりに先制点を献上した前半は、パスが思うように回らず攻撃が停滞気味だった。しかし後半に入り、クリスティアーノのドリブルを軸に息を吹き返すと一気に3得点。見事な逆転勝利で勝点3を獲得した。
 
【柏|採点・寸評】
GK
23 中村航輔 6
目立つ場面は多くなく、期待値を考えれば、完封してほしかった。ただ声でチームを鼓舞して守備陣を集中させていたのは評価に値する。
 
DF
4 中谷進之介 6.5
身体を張って、ポドルスキに応戦。相手のエースから自由を奪い、勢いを失わせた働きは勝敗を分ける大きな要因になった。
 
5 中山雄太 6
前半は渡邉の巧みなポストワークに苦戦。しかし、76分に伊東からの落としを左足でダイレクトで振り抜き、ビューティフルゴールを決めた。
 
13 小池龍太 6
同点ゴールにつながったスルーパスは見事。守備では大森と橋本のスピードに後手を踏むことが多かったが、果敢な攻撃参加が光った。
 
22 輪湖直樹 6
ポジショニングに問題はなく、球際の強さも好印象。ボールを保持している時の判断がやや遅かった。
 
MF
7 大谷秀和 6
下がり目に位置取り、バランスをとった。縦パスが相手に引っかかりがちで決定的な仕事はなかったが、守備面での貢献度は小さくなかった。
 
MAN OF THE MATCH
9 クリスティアーノ 7
50分にD・オリヴェイラのゴールをお膳立てすると、72分には強烈なミドルシュートで決勝ゴールをゲット。まさにマン・オブ・ザ・マッチに相応しい出来だった。
 
14 伊東純也 6
スピード溢れる突破で相手の脅威になった。橋本のオーバーラップについていけない場面も見られたが、それでも補って余りある攻撃力を見せつけた。
 
15 キム・ボギョン 6(90+4分OUT)
前半は味方と息が合わず、攻撃に絡めなかった。一転して後半は、機敏な身のこなしと高度なテクニックで上質のアクセントになった。
 
17 手塚康平 5.5(69分OUT)
7分に無回転のミドルシュートを放ち、積極性を窺わせた。しかし目立ったのはそれくらいで、後半に負傷交代と残念な出来に。

次ページ柏――D・オリヴェイラは貴重な同点ゴール。

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事