【J2採点&寸評】名古屋0-2徳島|GK長谷川が文句なしのMOM!名古屋は前線を中心に軒並み低評価

2017年07月09日 今井雄一朗

名古屋――怪我明けの八反田にフル出場は酷か。

【警告】名古屋=ワシントン(45分) 徳島=大﨑(22分)、藤原(64分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】長谷川徹(徳島)

 [J2リーグ22節]名古屋0-2徳島/7月8日/豊田ス
 
【チーム採点・寸評】
名古屋 5
ボールをつなぎたいチームが間延びを改善できずに後手を踏み続けた。やりたいことがまったくできずに多くの決定機を作ったのは逆の意味で驚きだが、無得点の敗戦では申し訳は立たず。
 
【名古屋|採点・寸評】
GK
1 楢﨑正剛 5.5
2失点は痛いがそれ以外に防いだ好機も数多い。脆弱なセットプレーの守備をカバーする動きは経験を感じさせた。

DF
15 宮原和也 5.5
後半まで運動量をそれほど落とさずに上下動を繰り返したが、周囲の動きが伴わずに低調に終えることに。
 
13 磯村亮太 5.5
この日も危機察知能力を活かした守備を見せたが、ビルドアップでの持ち味をほとんど出せず。守りに入るチームの煽りをもろに食らった。
 
17 小林裕紀 5.5
間延びするチームの中で懸命に縦パスを狙うも、前線があまりにも遠すぎた。セットプレーでの守備は彼を含めて守備陣全体の喫緊の課題だ。
 
3 櫛引一紀 5
左サイドバックとしての良いところはほとんど見せられず。オーバーラップしてからのアイデアを求めるのは酷だが、もうひとつ仕事を見せたかった。

MF
21 八反田康平 5
負傷から復帰して即フル出場はコンディション的には厳しい。必死にボールの中継点となり、攻撃にリズムを生もうと努力したが、終盤のパワー不足は明らか。

8 ワシントン 5.5 
押し込まれる最終ラインをカバーしつつ、何とか攻撃の目を探ったが前線が遠い。ボール奪取とキープ力で仲間を助けたが、ボランチにはキツい試合だった。

次ページ名古屋――攻撃陣は不発。チャンスは作ったが…。

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