【J1ベストイレブン】浦和撃破の磐田から最多4名を選出。MVPはJ1屈指の重戦車FWに|15節

2017年06月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

川崎からはワールドクラスのゴールを決めた阿部も選出。

【15節のベストイレブン】

 J1リーグは6月17日と同18日に15節の9試合を行なった。ここでは、その9試合からサッカーダイジェストWeb編集部がセレクトしたベストイレブンを紹介する。
 
【選出理由】
 難敵・浦和のホームに乗り込んだ磐田が、圧巻のパフォーマンスを披露した。磐田は大井健太郎の得点で先手を取ったが、浦和に逆転を許す。しかし、松浦拓弥を投入後から怒涛の反撃。68分、カウンターからアダイウトンが抜群の身体能力を活かして同点にすると、74分、80分にはアダイウトンのアシストから松浦が2ゴールを挙げた。
 
 アダイウトン、松浦のほか、大井、宮崎智彦もベストイレブンに相応しい活躍を見せた。なかでも、逆転勝利の立役者となったアダイウトンと松浦は出色の出来。両者とも甲乙つけがたい内容で、ともに今節最高点の『7.5』となったが、3得点を演出したアダイウトンを今節のMVPに選んだ。
 
 また、鹿島では非凡なボールスキルで、2アシストを記録した中村充孝のプレーが秀逸だった。その中村のパスをしっかりとゴールに結びつけた山本脩斗とペドロ・ジュニオールも評価に値する。
 
 そのほか、広島に競り勝った川崎ではエドゥアルド・ネットが攻守両面で中盤を掌握する存在感を見せ、阿部浩之はワールドクラスの見事な一撃を突き刺した。また、堅守を構築し、柏の連勝を止めた甲府の畑尾大翔と岡大生の奮闘も光った。

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