【J1展望】柏-浦和|柏が"クラブ記録タイ"の8連勝を狙う。対する浦和は別メニューの続くR・シルバが…

2017年06月03日 サッカーダイジェスト編集部

柏――ハイプレスが機能し、攻守が噛み合う。

故障者/柏=ドゥドゥ、ユン・ソギョン 浦和=R・シルバ、福島
出場停止/柏=なし 浦和=なし

J1リーグ14
柏レイソル-浦和レッズ
6月4日(日)/19:00/日立柏サッカー場
 
柏レイソル
今季成績(13節終了時):1位 勝点27 9勝0分4敗 21得点・13失点
 
【最新チーム事情】
●リーグ7連勝で暫定首位。前節の大宮戦は今季最多の4得点と波に乗る。
●5月31日のルヴァンカップではメンバーを総入れ替え。主力を温存し、今節に備えた。
●U-20ワールドカップに出場していた中山が合流。今節の出場を視野に準備を進める。
 
【担当記者の視点】
 1996年シーズンの12連勝がクラブのリーグ最多連勝記録だが、これは完全決着方式での勝利を含めたもの(この年は引き分けがなく、90分間で決着がつかない場合、Vゴール方式による延長戦、その後PK戦で勝敗を決めていた)。「90分間での勝利」に限れば8連勝だった。今節は、その記録に並ぶと同時に、今季の行方を占う前半戦の大一番だ。
 
 この7連勝中はハイプレスが機能し、わずか4失点。さらに完封が4試合と守備の安定が光る。さらに攻守が噛み合い、攻撃陣も前節の大宮戦で今季最多の4ゴールを挙げる好調ぶり。小細工をせず浦和に真っ向勝負を挑み、リーグ8連勝と首位固めを狙う。

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