【J1採点】仙台×新潟|MOMは高難易度のボレーを叩き込んだブラジル人FW。新潟はリード後の戦いが不徹底で逆転許す

2017年05月29日 小林健志

仙台――ピンポイントクロスの永戸を高評価。

【警告】仙台=増嶋(58分) 新潟=なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】クリスラン(仙台)

【チーム採点・寸評】
仙台 6
決定機を決めきれず、カウンター攻撃から失点する嫌な展開に陥ったが、交代選手が流れを変える働きを見せ、なんとか勝点3を得た。
 
【仙台|採点・寸評】
GK
1 シュミット・ダニエル 6
相手のカウンター攻撃に対して、思い切りの良い判断ができていて、度々ペナルティエリアを飛び出してピンチを防ぐなど守備範囲の広さを見せた。失点は責められない。
 
DF
4 蜂須賀孝治 5.5(74分OUT)
前半はクロスボールで多くの決定機を演出したが、後半はボールロストが多く、途中交代となった。
 
27 大岩一貴 6.5
積極的に最前線まで上がって攻撃参加し、決定機にも多く絡んだ。守備でもカウンター攻撃を冷静にはね返した。
 
13 平岡康裕 5.5
身体を張ってカウンター攻撃をはね返した場面もあったが、失点シーンは相手攻撃陣に振り切られてしまった。
 
50 増嶋竜也 6
大岩が高い位置を取ったため、自身が最前線まで上がるプレーは少なかったが、的確なパス出しと対人守備能力の高さが光った。
 
MF
17 富田晋伍 5.5
中盤で不用意にボールを失うなど、ミスもあったが、1点目でPKを奪った場面では起点となる縦パスを出し、チームに貢献した。
 
18 三田啓貴 5.5
攻撃につながるパスの精度がいつもより低く、相手のペナルティエリア内に入る回数も少なかった。
 
10 梁 勇基 5(66分OUT)
攻守によく走ってはいたものの、シュートを打つことができず、後半不用意なボールロストから失点に絡んでしまった。
 
2 永戸勝也 6.5
特に後半はクロスボールから多くの決定機を演出。2点目は前線のクリスランへピンポイントの正確なクロスでアシストを記録。ホニの縦突破にも粘り強く対応した。

次ページ仙台――沈滞ムードを払しょくしたエースの2発。

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事