【J1採点&寸評】FC東京×甲府|“最悪の試合”になったMFの田邉。勝点1を拾った甲府で唯一「6.5」を獲得したのは…

2017年05月28日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

FC東京――事故に近い失点が響き、格下の甲府に大苦戦。

【警告】FC東京=なし 甲府=なし
【退場】FC東京=なし 甲府=なし
【MAN OF THE MATCH】堀米勇輝(甲府)

[J1・13]FC東京-甲府/5月28日/味スタ
 
【チーム採点・寸評】
FC東京 5
事故に近い失点が響き、格下の甲府に大苦戦。とりわけ後半は攻守のバランスが悪く、いくつかピンチを迎えていた。ホームで痛恨のドローと言える。
 
【FC東京|採点・寸評】
GK
33 林 彰洋 6
堀米との1対1はノーチャンス。止めろというほうが無茶なシチュエーションだった。もっとも、ウイルソンの決定機を止めるなど試合を通しては安定していた。
 
DF
2 室屋 成 5.5
センターライン付近でボールを持った時のプレーに工夫が見られなかった。欲を言えば、敵最終ラインの裏を突く動きがもっと欲しかった。
 
3 森重真人
虚を突かれた甲府の同点ゴールは致し方なし。失点以外のところで大きなミスはなく、フィジカルの強さを見せつけていた。
 
5 丸山祐市 5.5
対人プレーでしっかりとボールを奪い切った前半は冷静な対応が光る。ただ、少しオープンな展開になった後半はウイルソンに手を焼くシーンも。
 
6 太田宏介 6.5
前半の2分にいきなりCKから髙萩の先制点をアシスト。果敢に1対1を挑んでくるウイルソンの気迫に怯まず、上手く防いでいた。
 
MF
8 髙萩洋次郎 6
太田のCKに打点の高いヘッドで合わせて幸先良く先制点を奪う。中盤ではシンプルなパス回しとマークの受け渡しが目を引いた。
 
15 永井謙佑 5(45分OUT)
献身的に走ったものの、チャンスボールに恵まれず。ゴール前で仕事らしい仕事をできないまま、前半だけでピッチを退いた。
 
27 田邉草民 4
中途半端なバックパスを堀米にかっさらわれて、そこから同点ゴールを奪われてしまった。84分の決定機逸も痛恨で、"最悪の試合"に。
 
38 東 慶悟 5.5(70分OUT)
ピッチを縦横無尽に動き回り、チャンスになりそうな局面では積極的にボールを呼び込もうとしていた。ただ、目に見える結果は……。

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