【ユーベ×モナコ 採点&寸評】攻守で躍動のD・アウベスが最高点! 新星エムバペは一矢を報いたが…

2017年05月10日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

ブッフォンはスローイングで先制点の起点にも。

1ゴール・1アシストのD・アウベスは守備でも高い貢献を果たした。(C)Alberto LINGRIA

[チャンピオンズ・リーグ準決勝セカンドレグ]ユベントス 2-1 モナコ/5月9日/ユベントス・スタジアム
 
【ユベントス|採点&寸評】
チーム 7
序盤からエンジン全開のモナコをうまくいなして試合をコントロールし、さらに前半のうちに2ゴールを奪う。69分に一瞬の隙を突かれてCLでは690分ぶりの失点を喫したが大崩れはせず、地力の差を見せ付けて2試合合計4-1で勝ち切った。2年ぶりのファイナル進出だ。

監督 マッシミリアーノ・アッレグリ 7
3バックを軸に4バックにも5バックにもなる緻密な守備戦術を機能させる。ディバラを切って入れたクアドラードが右サイドに開かせ、相手ディフェンスを広げさせた采配も見事だった。

[GK]
1 ジャンルイジ・ブッフォン 7
68分にエムバペとの1対1を足でブロックするビッグセーブ。直後の失点に責任はない。好判断の素早いスローイングで先制ゴールの起点にもなった。
 
[DF]
15 アンドレア・バルザーリ 6.5(85分OUT)
対面のエムバペをスピードに乗る前に潰す老獪な対応。右サイドに鍵を掛けた。最後は足がつってピッチを退く。

19 レオナルド・ボヌッチ 6.5
枚数が頻繁に変わる最終ラインをしっかり統率しながら、自らも空中戦などで強さを発揮。さらにロングキックは相変わらず高精度だった。
 
3 ジョルジョ・キエッリーニ 6.5
激しいが慎重なマーキングでファルカオをシュート1本に抑え込む。ゴール前でクロスをかきだした42分のクリアがハイライトだ。
 
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

次ページD・アウベスは文句なしのMOMだ。

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