【J1採点&寸評】札幌×大宮|決勝点の宮澤を凌駕する存在感。今季初先発のベテランDFをMOMに

2017年05月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

札幌――河合はチームを見事に牽引してみせた。

【警告】札幌=ク・ソンユン(90+2分)  大宮=金澤(24分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】河合竜二(札幌)

[J1リーグ10節]札幌1-0大宮/5月6日/札幌ド
 
【チーム採点・寸評】
札幌 6.5
この試合でも持ち前のハードワークを披露した。立ち上がりこそ相手の勢いに押されるも、その後は落ち着いて試合をコントロール。後半の序盤にCKから奪った1点を守り切り、今季リーグ戦初の完封勝利を果たした。
 
【札幌|採点・寸評】
GK
25 ク・ソンユン 6
大きな見せ場があったわけではないが、ハイボールに冷静に対応。キックにミスあるも、無失点は評価したい。
 
DF
20 キム・ミンテ 6
ボールロストもあったが、要所ではしっかりと身体をぶつけて相手からボールを奪い攻撃につなげていた。
 
4 河合竜二 6.5
MAN OF THE MATCH
今季リーグ戦初先発。際立って輝く場面があったわけではないが、試合を通して周囲を励まし続け、チームを見事に牽引してみせた。
 
24 福森晃斗 6
守備ではスピード不足も、それを補う攻撃力を見せた。得点もこの男のCKから生まれている。
 
MF
26 早坂良太 5.5
スペースを得られず、なかなか高いエリアまで飛び出すことができなかった。若干、消極的だった印象。
 
10 宮澤裕樹 6.5
 相手の2トップに厳しくケアされなかなかボールに触れられなかったが、リスタートで挙げた今季初ゴールが決勝点に。大きな仕事をした。
 
27 荒野拓馬 6.5
この日も積極性を発揮。守備では献身的に身体を張って跳ね返し、攻撃でも幾度も相手ボックス内へと侵入していった。

次ページ札幌――手堅い試合展開は、指揮官の狙い通り。

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