「全てを出し切った」レスター、CL敗退も誇り! 岡崎には低評価が下る

2017年04月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

ゴールを決めたヴァーディーは「誇りに思う」と仲間を称える。

キャプテンマークも巻いたこの日は同点ゴールを決めたヴァーディー。試合直後にはピッチ上に倒れ込んだ。 (C) Getty Images

 現地時間4月18日、チャンピオンズ・リーグ(CL)準々決勝第2レグでレスターは、アトレティコ・マドリーと1-1で引き分けた。しかし、第1レグを0-1で落としていたため、ベスト8で大会を去ることになった。
 
 試合終了直後、全てを出し切ったかのようにピッチ上に倒れ込んだレスターの面々。しかし、サポーターからはCL初出場ながらベスト8まで勝ち進んだことへ賛辞の拍手が送られ、指揮官と選手たちもそれに胸を張った。
 
 この試合の後半に3バックを採用し、怒涛の攻撃を生み出した指揮官のクレイグ・シェイクスピアは、「フットボールクラブとして、我々の振る舞いを誇りに思う」と試合後に語っている。
 
 長年に渡ってコーチとしてレスターに従事し、クラウディオ・ラニエリの解任を受けて今年2月末に監督となったシェイクスピアは、「全員が最高のレベルでプレーしたいと思っている。CLは最高の舞台で、そこに出るためにはプレミアリーグで勝たないとね」と、気を引き締めながらも以下のように語っている。
 
「チームは非常に残念な結果を迎えた。だけど、やってきたことを誇りに思う。アトレティコが強者であることははっきりしていた。私たちは優れたチームに肉薄した。あのゴールはそれを証明する素晴らしいゴールだったと思う」
 
 指揮官に「素晴らしい」と評された得点を決めたジェイミー・ヴァーディーは、「僕らは持てるすべて力を出した」と死力を尽くしたとコメント。61分に味方シュートのこぼれ球を押し込んだエースは、「相手はボールを持つチームとの対戦に慣れている。だから後半はレオ(ウジョア)が入って、もっとダイレクトにゴール前でプレーする機会を増やしたんだ。優位には立てたよ」と、後半の戦術変更が功を奏したと振り返った。
 
 またヴァーディーは、「難しいミッションだとは分かっていたし、ベストを尽くそうと集中した。チームを誇りに思うよ。CLは僕らみたいなチームにとって新しい経験ばかりで、とても楽しめた」と、大舞台を共にした仲間を労った。

次ページ決定機を外した岡崎には厳しい評価が。

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