【J1採点&寸評】鹿島 ×C大阪|恩返し弾の山村が文句なしのMOM!小笠原、L・シルバを温存した鹿島は…

2017年04月08日 サッカーダイジェスト編集部

鹿島――指揮官の采配が完全に裏目に。

【警告】鹿島=永木(54分)、土居(62分) C大阪=ソウザ(90+2分)、キム・ジンヒョン(90+5分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】山村和也(C大阪)

[J1リーグ6節]鹿島0-1C大阪/4月8日/カシマ

【チーム採点・寸評】
鹿島 5.5
大宮戦から中盤の4人を始め、先発6人を入れ替えて臨んだが、攻守で連動性を欠く内容。個々は高い能力を示したが、チームとしての判断の遅れや選択肢の数の少なさが結果に影響した。
 
【鹿島|採点・寸評】
GK
1 クォン・スンテ 6
雨で濡れたピッチを苦にせず、冷静にシュートを弾き出した。フィードやスローも安定。1失点の責任を押しつけるのは酷。
 
DF
16 山本脩斗 5
C大阪にサイドをケアされ、効果的な攻撃参加はできなかった。同サイドからこの試合唯一の失点につながるクロスを許した。
 
3 昌子 源 6
相手のロングボールに対して冷静に対処。1対1で負けることはなく、カバーリングや遅らせる守備もほぼ完璧にこなした。
 
5 植田直通 5
山村のクロスへの入り方が秀逸だったとはいえ、完全にマークを外されたCBとしては情けない失点。名誉挽回のヘディングシュートも防がれた。
 
24 伊東幸敏 5.5
攻撃参加ではゴールの臭いを感じさせるクロス2本を供給。守備も無難にこなした。安全な判断が多かった。
 
MF
6 永木亮太 5(76分OUT)
初先発の三竿健とのコンビで、良い関係が築けなかった。小笠原、L・シルバ不在の中盤に不安があることを浮かび上がらせた。
 
20 三竿健斗 5.5
守備では素早い判断から相手との距離を縮めて、ピンチの芽を摘んだ。攻撃では時折雑なパスが見られ、相手ボールに。
 
13 中村充孝 5.5(57分OUT)
自陣深くまで守備に戻り、クロスを許させなかったが、左サイドの攻撃では珍しく簡単なミスでボールを取られる場面もあった。
 
11 レアンドロ 5(57分OUT)
中央でボールを受けることがほとんどで、サイドを起点にしたいチームのサッカーとは少し違う動きをした。相手の守備に足を削られ、躍動感失う。

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