【J2採点&寸評】名古屋×水戸|今季初ゴールのシモビッチが珠玉の働き。永井、和泉のプレーも効いていた

2017年03月18日 今井雄一朗

名古屋――玉田がゲームメイカーとして試合をコントロール。

【警告】名古屋=宮原(88分) 水戸=福井(7分)、内田(62分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】シモビッチ(名古屋)

 [J2リーグ4節]名古屋2-1水戸/3月18日/パロ瑞穂
 
【チーム採点・寸評】
名古屋 6
前半の2得点で勝負を決めたかに思えたが、後半にまさかの失速。あわや同点に追いつかれそうなピンチもあり、冷や汗ものの勝利だった。
 
【名古屋|採点・寸評】
GK
1 楢﨑正剛 6
セービングの機会はほとんどなかったが、システム変更とシャルレスが戻った最終ラインをきっちりとコントロール。


DF
15 宮原和也 5.5
前半は攻撃的に振る舞えたが、後半に入ってサイドに数的不利が生じ、守備に忙殺されることに。細かいミスが多かったのが残念なところ。

3 櫛引一紀 6
積極的に飛び出していく守備は維持したまま、シャルレスとのコンビネーションを確立。後半の押し込まれる時間帯に判断を良くしたかった。
 
4 シャルレス 6.5
復帰初戦にして力強いプレーを披露。空中戦の強さと意外な小技を見せ、試合終盤には時間をうまく消費する"マリーシア"も見せた。
 
39 内田健太 6
攻撃参加の裏を突かれ、行ったり来たりのプレーが続いた。しかし先制のオウンゴールを呼び込む鋭いクロスでチームに貢献。 
 
MF
38 永井 龍 6.5
チーム最多のシュート3本を放ち、ボールを持って前進する力を見せつけた。シモビッチへのアシストも見事のひと言。
 
29 和泉竜司 6.5
インサイドハーフだけでなく、後半はボランチとしても奮闘。ボールを失わず、前に運んでいく持ち味がこのチームに不可欠なことを示した。
 
8 ワシントン 6
アンカーとして攻守のバランスを保ち、ボールキープ力でも前半のチームの高パフォーマンスを下支え。ボランチとしての確かな力を見せつけた。
 
28 玉田圭司 6 (80OUT)
中盤のゲームメイカーとしてチームをコントロール。積極的にボールを受けてはさばき、シモビッチの得点の起点となるフィードでも魅せた。

次ページ名古屋――後半の失速は明らかな修正点。

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