カンプ・ノウに奇跡をもたらした「88分からのネイマール劇場」

2017年03月09日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

7分間で2ゴール・1アシストの活躍。

終了間際に2ゴールを叩き込み、最後は決勝弾をアシストしたネイマール。そのパフォーマンスはまさに圧巻だった。 (C) SOCCER DIGEST

[CL決勝トーナメント1回戦第2レグ]バルセロナ 6-1 パリSG/3月8日(水)/カンプ・ノウ
 
 カンプ・ノウの追い上げムードが一気に収束したのは62分。パリ・サンジェルマンのエース、エディンソン・カバーニのゴールが炸裂した時だ。
 
 あと1点で2試合のトータルスコアを4-4に持ち込めるはずだったバルセロナは、このアウェーゴールにより、次ラウンド進出のためにあと3点が必要になった。
 
 約10万の大観衆を呑み込みながらも、水を打ったように静まり返るカンプ・ノウ。ここに再び火をつけたのが、ネイマールだった。
 
 0-4の惨敗を喫した第1レグでも、リオネル・メッシやルイス・スアレスが敵の執拗なプレスによってゲームから"消される"なか、左サイドで必死の抵抗を見せていたブラジルの至宝は、88分に左寄りの位置から直接FKを叩き込む。
 
 さらにその2分後には、スアレスが倒されて得たPKをきっちりGKの逆をついて流し込んだのだ。
 
 あと1点――。活気を取り戻したカンプ・ノウの後押しを受け、ネイマールがチームに奇跡の逆転勝利をもたらすキラーパスを撃ち込んだのは、ロスタイムの95分だった。
 
 やや引き気味の位置から左足で放った縦パスは、パリSGの最終ラインの裏側のスペースを巧みに突き、途中出場セルジ・ロベルトの劇的ゴールを生み出した。

 
 今シーズンはどちらかと言えば黒子的な役割に徹し、メッシやスアレスのサポート役を演じてきたネイマール。この日は、逆転劇の主役となった。
 
「第1レグが終わってから、今日の試合をずっと楽しみにしてきた」と語ったボールマジシャンは、4点差をひっくり返した奇跡の立役者として、未来永劫、フットボールファンの間で語り継がれていくだろう。
 
【バルサ対パリSG】CL史上に残る「奇跡の大逆転劇を」写真で振り返る!

バルセロナ対パリSG戦の試合レポート
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