難病を患った可能性があるゲッツェ…同い年のMFからエールも

2017年03月02日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

インスタグラムにゲッツェの写真をアップし――。

「ミオパチー」と呼ばれる筋疾患を患っている可能性が浮上したゲッツェ。現時点で復帰の目処は立っていない。(C)Getty Images

 2月27日、ドルトムントは、マリオ・ゲッツェが代謝異常により長期離脱を強いられることを発表した。クラブはそれ以上の詳細は明かしていないが、ドイツ・メディアによれば難病を患っている可能性もあるという。
 
 日刊紙『南ドイツ新聞』によれば、ゲッツェは「ミオパチー」と呼ばれる筋疾患に苦しんでいるという。

 ミオパチーとは筋肉の萎縮が疲労感、体重の増減、呼吸困難などを引き起こす難病のひとつで、最悪の場合は生命が危険に晒されるケースもあるという。同紙は「食生活の改善や注射での治療で全快する見込みは薄い」との見解を述べている。
 
 ゲッツェがミオパチーを患っているかどうかは定かではないものの、今シーズン中の復帰が難しいのは事実だろう。今後の5~6週間は専門医の下で治療を受ける予定だが、復帰の目処は立っていない。
 
 そんな苦境に立たされているゲッツェに、意外な人物からエールが届いた。同じ1992年生まれで、現在はボーンマスに所属するジャック・ウィルシェアだ。

 25歳のイングランド代表MFは、『インスタグラム』にアーセナル在籍時に対戦した際のゲッツェの写真をアップ。そこには「友よお大事に」とのメッセージが添えられていた。
 
 ウィルシェアはこれまでに何度も怪我による長期離脱を強いられただけに、今回の一件は他人事ではなかったのだろう。治療に励むゲッツェにとっても、これ以上ないエールになったはずだ。
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事