人気がグングン上昇中の若手右SB。争奪戦を制すのはマンチェスター勢? ロンドン勢? それとも――

2017年01月21日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

ストーンズとホルゲイトを輩出したバーンズリーの超人気銘柄。

18試合に出場している今シーズンのFLCでは2アシストをマークしているブリー。ステップアップの移籍は時間の問題だ。 (C)Getty Images

 今冬の移籍マーケットで、一人の若手右サイドバックが人気を集めている。フットボールリーグ・チャンピオンシップ(FLC=イングランド2部)のバーンズリーに所属する19歳のジェームズ・ブリーだ。
 
 バーンズリーは近年、ジョン・ストーンズ(現マンチェスター・シティ)やメイソン・ホルゲイト(現エバートン)らDFの有望株を輩出した実績を持つ優秀な人材供給クラブ。だからこそ、説得力がある。
 
 ブリーに興味を示しているのは、シティとユナイテッドのマンチェスター勢をはじめ、アーセナル、トッテナム、ウェストハム、サウサンプトン、ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンといったプレミアの強豪・中堅クラブが中心。FLCのアストン・ビラがすでに移籍金400万ポンド(約5億6000万円)のオファーを送ったようだが、世界的に人材難が指摘されるポジションの逸材だけに、ここから入札合戦が繰り広げられる可能性が低くない。
 
 バーンズリーとの契約は2017年6月まで。つまりこの冬に売却しなければ、クラブはフリートランスファーで夏に手放さなければならない。その意味でも、1月中の移籍が濃厚と言える状況だ。
 
 プレッシャーを受けてもボールを奪われない強靭なメンタリティーと確かなスキル、敵を瞬時に置き去りにする加速性能と高精度のクロスを備えたブリーは、将来的にはMFとして大成する可能性も秘めたタレントだ。
 
 はたしてこのヤングスターを競り落とすのは、どのクラブか――。
 
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