高校選手権応援マネージャーの大友花恋がサッカーを語る! 「プレーで頂いた元気を選手の皆さんに返したい」

2016年12月30日 サッカーダイジェスト編集部

「大友家にとってサッカーは、家族全員で応援する一番身近なスポーツ」

サッカーの魅力は「ひとつのボールをみんなで繋いでゴールを目指すところ」と大友さん。 写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 今回、高校選手権の応援マネージャー就任が決まったと聞いた時は、本当にビックリしました。ずっとひとつの目標にしてきたので、とても嬉しかったです。最初は(マネージャーの)役割をちゃんと果たせるかな、と不安になったりもしました。でも、12月に入って番組収録を行なっていくうちに、だんだん実感も湧いてきて、今は「いよいよ始まるんだな」と気持ちが引き締まる感じがしています。
 
 大友家にとってサッカーは、家族全員で応援する一番身近なスポーツです。弟がクラブチームでプレーしていて、私も一緒に練習することがあるし、お父さんは選手のフィギュアを集めるくらい大のサッカー好き(笑)。後日聞いた話では、応援マネージャーに就任が決まった時、家族全員で泣いてくれたみたいなんです。(就任を知らせる)電話を取ったお父さんが最初に泣いて、お父さんと一緒にいた妹がすべてを察して泣いて、あとから結果を聞いたお母さんが泣き、その空気に吞まれて弟も泣いたとか。その様子を見たかったな(笑)。
 
 サッカーはひとつのボールをみんなで繋いでゴールを目指すので、究極のチームプレーというか、仲間を大切にしないと戦えないスポーツですよね。ゴールを決めた選手はもちろんカッコいいんですけど、ゴールに至るまでの過程を演出する"縁の下の力持ち"を応援するのが好きです。『あのサイドチェンジは良かったな』、『ここからセンタリングが上がるんだ』と、後ろで守っている選手がゲームを組み立てる姿を追ってしまう自分がいます。
 
 応援マネージャーは、毎年リフティングをするのが恒例になっていて、練習をしてみて『こんなに難しかったんだ!!』と改めて感じました。弟がポンポン簡単にやっていたので、私にもできるかなと思っていたんですけど、ボールは上がらないし、上がっても変な方向に行ってしまって……(苦笑)。頭で理屈は分かっているのに、思うようにできないんです! ボールを自在に操る選手の方々は、心から尊敬します。
 
 私もその後ネットで調べたり、本を読んだり、弟に訊いたりして、去年の(永野)芽郁ちゃんの最高記録(11回)を超える15回、リフティングをすることができました(編集部・注/前回までの上位は、永野芽郁/11回、松井愛莉/10回、広瀬アリス/7回)。芽郁ちゃんは『Seventeen』の撮影で会った時に、『15回もやっちゃうのかー。負けたよー』と声をかけてくれて、『今度ふたりで一緒にサッカーをしようね』って約束しました(笑)。

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