現役Jリーガーが選んだ今季のベスト「ボランチ」は? J1全18クラブ、計90選手にアンケート!

2016年12月14日 サッカーダイジェスト編集部

G大阪の新鋭と新潟の重鎮がトップ5入り。

 2016年シーズンのJ1全18クラブに協力を願い、現役Jリーガー90人に今季のベストプレーヤー候補トップ3を選んでもらった。ここでは、その投票結果から作成した「ボランチ部門」のトップ5を紹介する。
 
【選出概要】J1の各クラブから5人ずつ、合計90人にアンケートを実施。2016年のベストプレーヤーを自クラブ以外から3人挙げてもらい、ランキングを作成した。ポイント換算の内訳は1位=5pts.、2位=3pts.、3位=1pt
 

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●5位 31pts.
井手口陽介(G大阪)
22試合・4得点・1アシスト
 
【選出者のコメント】
・遠藤 航(浦和)「守備の強さだけでなく攻守に存在感がある」
・武藤雄樹(浦和)「寄せの一歩が速い選手」
・中坂勇哉(神戸)「高校時代から知っている。スーパーなゴールを決めていて、素直に凄いと感じた」
・藤田直之(神戸)「決定力の部分で伸びた」
・秋野央樹(柏)「ボール奪取能力と運動量は2年目の選手には見えなかった」
・金井貢史(横浜)「攻守両面で力を発揮できるし、対戦してみてスピードがあると感じた」
・マルティノス(横浜)「守備的MFだけど前へ出て行く力がある。ウチとの対戦では2本のミドルシュートを決めたように決定力も高い」
・宮崎智彦(磐田)「ボールを奪えるし、前に出て行くプレーもきいているし、大事なところでゴールも決めている。同じボランチとして、こうしたい、と思えるプレーをしている選手。しかもまだ20歳で、だからこそ余計に凄いなと思う」
・稲垣 祥(甲府)「出足の鋭さが別格」
・川又堅碁(名古屋)「以前から能力は高いと思っていたけど、オレらとの試合で決めたシュートのインパクトがエグイ」
・亀川諒史(福岡)「守備はもちろん、攻撃にも非凡なものを持っている」
 
 
●4位 32pts.
レオ・シルバ(新潟)
32試合・5得点・2アシスト
 
【選出者のコメント】
・西川周作(浦和)「ボール奪取が素晴らしく、いるといないでチームが変わる」
・森脇良太(浦和)「すべてがハイレベル。追ってくるだけで威圧感がある」
・駒井善成(浦和)「ボランチに必要なものすべてにプラスアルファがある」
・河本裕之(大宮)「新潟の心臓として攻守に躍動していた」
・江坂 任(大宮)「ボランチの中で一番うまかった」
・横谷 繁(大宮)「ひとりで打開できるし、コンビネーションも攻守両面でできる。どのチームでも中心になれるかなと」
・家長昭博(大宮)「ボールを収める側としたら嫌な選手。レベルの高い選手だし、試合への影響力も絶大なものがある。見ている人も分かると思うが、やっていても存在感が違う」
・ピーター・ウタカ(広島)「ボックス・トウ・ボックスで、しっかりとハードワークできるのも魅力。もちろん、ゲームの組み立てやパスの精度も素晴らしい。苦境に立った時もチームメイトを鼓舞できるのも魅力」
・ハモン・ロペス(仙台)「攻守に渡りチームに貢献した。さらに点も取れる、素晴らしいプレーヤー」
・川辺 駿(磐田)「身体が強く、ひとりでボールを奪える守備能力と、ボールを奪われないキープ力を合わせ持つ選手。さらには、奪ったあとのプレーもうまいし効いている。対戦していて、ボランチとして本当に良い選手だと思った」
・田口泰士(名古屋)「とにかく上手くて強い、ボールを取られない。奪いに行っても慌てないのがすごい」

次ページ年間1位の原動力となった2ボランチが票を集める。

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