【J1採点ランキング】終盤戦で調子を上げた横浜の齋藤が総合2位!堂々のトップに輝いたのはあのバンディエラ

2016年12月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

川崎からは最多の3名がトップ10にランクイン。

堂々の1位に輝いた川崎の中村。9得点10アシストと、MFながら最多の19ゴールに絡んだ。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

 J1リーグはレギュラーシーズン全34試合を終え、残すところはチャンピオンシップ決勝第2戦のみとなった。
 
 リーグ戦では浦和が勝点74を稼いで年間勝点1位の座に輝いたが、選手個々のパフォーマンスに目を向けるとどうか。2016年シーズンのリーグ戦34試合分の採点を集計し、出場時間3分の2以上の選手を対象に「総合」と「ポジション別」トップ10のランキングを作成した。
 
 これまで第1ステージ6節終了時点と第2ステージ14節終了時点で、このJ1採点ランキングを紹介してきた。今回は全34節を終えた時点の最終版で、シーズン通して活躍をしてきた選手を紹介していく。

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 総合ランキングで堂々の1位に輝いたのは、川崎の中村憲剛。9得点・10アシストで、MFでは最多の19ゴールに絡んだ。最終節まで浦和と年間勝点1位を争う川崎を力強く牽引した。中村は、第1ステージ6節終了時点、第2ステージ14節終了時点でも総合トップに立っており、ムラなくシーズン通して活躍している。
 
 中村に次ぐ2位には、横浜の齋藤がランクインした。"J最強ドリブラー"の呼び声も高い齋藤は尻上がりに調子を上げて、10月・11月シリーズでは日本代表に招集。まさに絶好調といえる終盤戦の活躍は圧巻で、最後の5試合では4得点・4アシストを記録した。
 
 3位に入ったのは、神戸のレアンドロと川崎の小林だ。19得点で得点王に輝いた神戸のエースは、第2ステージ2位に躍進したチームに大きく貢献。川崎の小林は得点王には届かなかったものの、J史上6人目の快挙となる7試合連続ゴールを記録するなど、充実のシーズンを送った。
 
 そのほか、総合、ポジション別のランキングでは上位に食い込んだチームの選手が顔を揃えた。しかし、その中でレオ・シルバが総合7位タイ、ポジション別のMF部門で3位にランクイン。残留をギリギリで果たした新潟で、この順位に入ったレオ・シルバの健闘も特筆に値する。

 総合ランキングは以下のとおり。
 
【総合ランキング】
1位 中村憲剛(川崎)
平均採点6.24 31試合(2786分)9得点・10アシスト

2位 齋藤 学(横浜)
平均採点6.20 33試合(2845分)10得点・8アシスト

3位タイ レアンドロ(神戸)
平均採点6.16 31試合(2714分)19得点・4アシスト

3位タイ 小林 悠(川崎)
平均採点6.16 32試合(2819分)15得点・9アシスト

5位 昌子 源(鹿島)
平均採点6.15 31試合(2779分)1得点

6位 ペドロ・ジュニオール(神戸)
平均採点6.14 29試合(2407分)11得点・10アシスト

7位タイ レオ・シルバ(新潟)
平均採点6.09 32試合(2880分)5得点・2アシスト

7位タイ 西川周作(浦和)
平均採点6.09 34試合(3060分)2アシスト

9位 関根貴大(浦和)
平均採点6.08 32試合(2466分)2得点・5アシスト

10位タイ 家長昭博(大宮)
平均採点6.06 26試合(2326分)11得点・5アシスト

10位タイ 大島僚太(川崎)
平均採点6.06 24試合(2065分)2得点・3アシスト
 

次ページ【FW部門】得点王の二人は1位と7位に。神戸と柏からは最多の3名。

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