【JリーグCS展望】準決勝|川崎-鹿島|適度な緊張感を保つ川崎。鹿島は入念な対策を練る

2016年11月22日 サッカーダイジェスト編集部

川崎――三好、板倉ら若手の奮闘に期待。

故障者/川崎=奈良、井川、小林、武岡 鹿島=柴崎
出場停止/川崎=なし 鹿島=なし

チャンピオンシップ準決勝
川崎フロンターレ-鹿島アントラーズ
1123日(水・祝)/14:00/等々力陸上競技場

川崎フロンターレ
年間成績:2位 勝点72 22勝6分6敗 68得点・39失点
1st Stage:2位 勝点38 11勝5分1敗 33得点・15失点
2nd Stage:3位 勝点34 11勝1分5敗 35得点・24失点
 
【対鹿島戦の戦績】
今季:第1S(5節)1-1(H) 第2S(16節)1-0(A)
通算:12勝5分9敗 45得点・47失点
 
【最新チーム事情】
●三好、板倉ら若手を抜擢する見込み。
●空中戦に強い板倉の起用で、セットプレーは見どころになりそう。
●ここ数日は適度な緊張感を保ちつつトレーニングを行なった。
●前日練習後、キャプテンの中村の声がけで円陣を組み、声を掛け合った。
 
【担当記者の視点】
 天皇杯の浦和戦(11月12日)は3度のリードを許しながら追いつき、PK戦の末に勝利した。CS準決勝のスタメンはその浦和戦と同じ11人になりそうだ。
 
 注目は10月のU-19アジア選手権にも出場した三好と板倉。前者はここ数試合、キレのあるドリブルを見せており、後者は空中戦の強さを生かしセットプレーで存在感を発揮してくれそうだ。
 
 小林ら数人の負傷者がいる点は懸念材料だが、ここ数日は決戦に向けて適度な緊張感を保ちながら良い準備を進めることができている。前日練習の後にはキャプテンの中村を中心に円陣を組み、気合を入れた。
 
 リーグ順位のアドバンテージで引き分けでも勝ち進むことができる。ただ、川崎らしく攻撃的に戦い、浦和が待つ決勝へのチケットを手に入れたい。

【J1 PHOTOハイライト】1stステージ・5節 川崎 1-1 鹿島

次ページ鹿島――CSの経験値では上。底力を見せつけたい。

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