【日本4-0オマーン|採点&寸評】清武&大迫の“ホットライン”を高く評価。山口などロンドン五輪世代が躍動も、北京組の本田は…

2016年11月11日 サッカーダイジェスト編集部

常連陣が安定感を示す一方、初先発の丸山はミスが目立った。

【警告】日本=大迫(53分) オマーン=アルシェヤディ(74分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】清武弘嗣(日本)

[親善試合]日本 4-0 オマーン/11月11日/カシマ
 
【日本代表・総評】
6.5
 引き気味に構える相手に攻めあぐねる時間帯もあったが、25分過ぎから押し込むシーンが増え、大迫が前半だけで2得点。危なげない内容で最初の45分前を終える。

 後半も日本のペースは変わらず、清武のPKで加点して、終了間際に小林がダメを押す。途中出場した選手たちもそれぞれの持ち味を発揮し、相手の緩い対応に助けられた部分もあったが、4日後のサウジアラビア戦に弾みをつける完勝を収めた。
 
【個人採点・寸評】
[GK]
12 西川周作 6
ピンチ自体が少なく、GKとしての見せ場はほぼなし。裏に出されたルーズボールへの対処でも、DF陣との連係に問題はなかった。
 
[DF]
22 吉田麻也 6(78分OUT)
自陣ゴール前では堅牢なディフェンスも、外に引き出された時の対応は寄せがやや甘かった印象。攻撃面では逆サイドへの正確なフィードで攻撃を後押しした。
 
2 丸山祐市 5
前半だけで2度のクリアミスなど、試合の入りは今ひとつ。精度の高いフィードは見せたが、相手に寄せられると焦り、空中戦でも競り負けるなど、アピールはできなかった。
 
19 酒井宏樹 6
敵の最終ラインの背後を突くタイミングは抜群。17分には清武のCKから頭で狙うも、枠を捉え切れなかった。本職の守備は安定感あり。
 
21 酒井高徳 6
同じ左サイドの齋藤との連係は、試合が進むにつれて徐々に良くなる。高い位置取りで攻撃に厚みを加えた。

次ページ多くのチャンスに絡み、PKで1ゴールを決めた清武をMOMに。

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