【J1】CSの組み合わせがついに決定。“66分のドラマ”が浦和の年間優勝を予感させる?

2016年11月03日 サッカーダイジェスト編集部

年間勝点1位は浦和。

CSの組み合わせ。果たして栄冠を掴むのは?

 年間勝点2位の川崎は一時2-0とリードしながら、後半に逆転されてまさかの黒星。この結果、横浜と1-1で引き分けた浦和が川崎に2ポイント差をつけて年間勝点1位の座を守った。

【J1】複雑すぎる現行の2ステージ制。分かりにくさの原因は「年間勝点重視」?
 
 川崎が2-2に追いつかれたまさにそのタイミング──"66分"に、浦和が横浜から先制点を奪うというドラマのような展開は、どこか「浦和の年間優勝」を予感させる流れと言えるだろうか。もちろん、チャンピオンシップの準決勝までここから3週間ほどあり、川崎がG大阪戦のショックを癒す時間はあるが、リーグ戦のラスト7試合を無敗(6勝1分)で駆け抜けた浦和に川崎以上の勢いがあるのは確かだ。
 
 しかも、年間勝点3位はリーグ戦のラスト4試合で全敗の鹿島。浦和優位の図式は揺らがないだろう。ちなみに、年間勝点4位は川崎を破ったG大阪。FC東京に敗れた大宮は同5位に後退した。

 今回のチャンピオンシップは、1回戦制の準決勝(11月23日)を年間勝点2位の川崎と同3位の鹿島が戦い、その勝者が決勝へシードされた同1位の浦和とホーム&アウェー方式で対戦する。チャンピオンシップの大会方式は以下のとおりだ。
 
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大会方式
・明治安田生命J1リーグ年間勝点1位のチームは常に決勝へシードされる。
・5クラブが出場する場合、年間勝点1位のチーム以外の4クラブにより1回戦を行い、1回戦の勝者により準決勝を行う。なお、1回戦の組み合わせは、年間勝点2位のチーム対年間勝点が下位のステージ優勝チーム、年間勝点3位のチーム対年間勝点が上位のステージ優勝チームとする。
・4クラブが出場する場合、年間勝点1位のチーム以外の3クラブのうち年間勝点2位のチームが準決勝へシードされ、年間勝点3位チーム対ステージ優勝チームにより1回戦を行う。
・3クラブが出場する場合、年間勝点2位チーム対年間勝点3位チームにより準決勝を行う。
 
試合会場
1回戦:年間勝点2位、3位チームのホーム
準決勝:1回戦の勝者のうち、年間勝点が多いチームのホーム
決 勝:第1戦は準決勝の勝者、第2戦は年間勝点1位チームのホーム
 
試合方式
・1回戦、準決勝
開催日:1回戦:11月6日(日)、準決勝:11月23日(水・祝)
試合方式および勝敗の決定
90分間(前後半各45分)の試合を行い、勝敗が決しない場合は、年間勝点上位チームを勝者とする。
 
・決勝
開催日:第1戦:11月29日(火)、第2戦:12月3日(土)
試合方式および勝敗の決定
90分間(前後半各45分)の試合を行い、勝敗が決しない場合は引き分けとする。
 
優勝チームの決定方法
・2試合が終了した時点で勝利数が多いチームを優勝とする。
・2試合が終了した時点で勝利数が同じ場合は、次の順によって勝敗を決定する。
・2試合の得失点差
・2試合におけるアウェイゴール数
・年間勝点1位チーム
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