【J1展望】大宮×FC東京|開幕戦と立場逆転!? 年間4位を狙う大宮がFC東京戦連勝を狙う

2016年11月02日 サッカーダイジェスト編集部

大宮――横谷と大山の舵取りに注目せよ。

故障者/大宮=加藤順、沼田、播戸、和田 FC東京=米本、徳永
出場停止/大宮=なし FC東京=なし

J1リーグ・2ndステージ17節
大宮アルディージャ – FC東京
11月3日(木・祝)/13:30/NACK5スタジアム大宮
 
大宮アルディージャ
2ndステージ成績(16節終了時):5位 勝点30 8勝6分2敗 24得点・17失点
年間成績(33試合終了時):4位 勝点56 15勝11分7敗 41得点・35失点
 
【最新チーム事情】
●シーズン終盤ということもあり、10月30日と31日は軽めのメニューで調整。
●今季初の3連勝で4位を死守したが、チームに油断はなし。
●加藤順はすでにピッチ上でランニングなどを開始している。
 
【担当記者の視点】
 今季開幕戦で当たったFC東京が最終戦の相手だ。前回はJ1復帰の初戦、立ち位置を測るためのゲームで勝利こそ収めたが、内容的には満足できるものではなかった。
 
 ほぼ90分間に渡って猛攻を受け続け、ゴール前まで引いて撥ね返すことで精一杯。J2時代から積み上げてきたポゼッションスタイルを押し出すためには、相当なレベルアップが必要――。そう痛感させられたゲームだった。
 
 だが、あの時とは違う。"攻守に主導権を握る"ことを目指して研鑽を重ね、年間順位は4位。前評判から考えれば、結果だけはFC東京と立場を逆転させたと言ってもいい。
 
 勝利で年間4位を確保できる最終戦で目指すのは、内容での立場逆転だ。"舵取り役"となる横谷と大山の2ボランチを中心にパスサッカーを展開し、開幕戦からどれだけ成長したのかをホームで示したい。

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