【ユベントス 2-1 ナポリ|採点&寸評】イグアインが古巣から決勝ゴール! サッリ監督は焦って采配ミス…

2016年10月30日 片野道郎

ボヌッチが攻守で言うことなしだった。

メルテンスを封殺したボヌッチは、豪快な左足ボレーで先制点。攻守で輝きを放った。写真:Alberto LINGRIA

【ユベントス|チーム&監督 採点&寸評】
チーム 6.5
ボールを回される時間帯でも落ち着いて対処する横綱相撲。相手のミスを突いて先制し、同点にされた後も決して慌てず、イグアインの一撃で勝ち越した。終盤になっても失点する気配はまったくなかった。ミランに敗れた9節後に2連勝と、その後遺症はまったくない。
 
監督 マッシミリアーノ・アッレグリ 6.5
キエッリーニ交代後も3-5-2をキープ。中盤の運動量が落ちてくるとマルキージオとストゥラーロを効果的な時間帯に入れた。
 
【ユベントス|選手採点&寸評】
[GK]
1 ジャンルイジ・ブッフォン 6
前半は困難なセーブはなし。1失点目はノーチャンスで、その後も安定した動きを見せた。
 
[DF]
15 アンドレア・バルザーリ 6.5
序盤はインシーニェに仕事をさせず。左CBに回って以降も優れた状況判断を見せ、素早い寄せを見せた。
 
19 レオナルド・ボヌッチ 7
積極的なアンティチポで偽の9番に入ったメルテンスを封殺。50分に相手のクリアミスから豪快な左足ボレーで先制点を挙げる。攻守で言うことなしだった。
 
3 ジョルジョ・キエッリーニ 6(40分OUT)
怪我からの復帰2戦目とは思えない溌剌としたハードマーク。しかし、やはり怪我で退く。
 
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

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