不甲斐ない若手の戦いぶりに豪州指揮官が怒り!? 「もっと成長していると思ったが」と嘆き節

2016年10月11日 サッカーダイジェスト編集部

「本当に前半の45分がもったいなかった」

スタメンの平均年齢は28.2歳の日本に対し、世代交代を図ったオーストラリアは25.5歳と若返りが進む。写真:佐藤明(サッカーダイジェスト写真部)

[ロシアワールドカップ・アジア最終予選]オーストラリア 1–1 日本/10月11日/ドッグランズスタジアム
 
 グループ内最大のライバルであるオーストラリアとの一戦。日本代表は、先制点を奪いながらも、リードを守り切れず引き分け。日本は選手、監督ともども、勝利を逃したことを悔やんだ。
 
 ただ勝点3を得られなかったのは、オーストラリアも同様だ。ポステゴグルー監督は、試合を振り返り、チームの出来を嘆いた。
 
「前半はかなり酷過ぎた。立ち上がりがまずくて、簡単に失点してしまった。そのあと、前半の残りの試合で、反撃すべきだったが、できずに45分を無駄にした。後半は前半の反省を生かして、後半早々の得点につなげることができた。しかし本当に前半の45分がもったいなかった」
 
 この日の両チームのスタメンの平均年齢は、28.2歳の日本に対し、オーストラリアは25.5歳。世代交代を図り、徐々に力をつけてきたオーストラリアは、最終予選3節を終えて2勝1分けとグループ首位に立っていた。自信をつけて日本との試合に臨んだはずだったが、勝点3を得られなかった。
 
「もっと自分たちは成長していると思った。でも実際はそうではなかった。ガッカリしている。あんな失点をしていては駄目だ」
 
 指揮官はそう語り、チームの不調ぶりに肩を落とした。しかし若手が多いチームとあって、今後の成長は侮れない。次の日本とオーストラリアの対戦は、2017年8月31日。日本代表は、その時までにワールドカップ出場を決めておくことが理想だが……。
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