【日本代表|写真検証】あの感動が蘇る。世代交代を示唆する“歓喜の光景”

2016年10月09日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

清武の喜びには重苦しいムードから解放された安堵感も。

写真1:清武の喜びが印象的な一枚。(C)SOCCER DIGEST

 埼玉スタジアム2002でのイラク戦は、日本が後半アディショナルタイムの決勝ゴールで勝ち越すというドラマチックな展開だった。山口のボレーが決まった直後、小林が「地鳴りのようだった」と言うようにスタジアムのボルテージは最高潮に達した。

【日本 2-1 イラク|PHOTOギャラリー】山口の劇的弾で苦しみながらも勝利を掴む!
 
 山口の劇的なゴールに感動したファンも多かったはずだが、ピッチで戦っていた選手たちも喜びを爆発させていた。FKから決勝点のきっかけを作った清武の表情(写真1)を見ても、それは分かる。殊勲者の山口(16番)を祝福する清武の姿からは、1‐1に追いつかれて以降の重苦しいムードから解放された安堵感が窺えるだろう。
 
 ただし、この写真には"続き"がある。

次ページあの感動を改めて堪能できる一枚。

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