【日本代表】太田が示したイラク攻略のヒント。「“あの形”をチームとしてもっと出せれば…」

2016年10月04日 サッカーダイジェスト編集部

「そういうチャンスが来た時に試合に出られたら…」

9月に続き今回のワールドカップ予選でも招集された太田。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

 ワールドカップ最終予選のオーストラリア対イラク戦のTV映像を見た太田は、セットプレーが大切になると言っていた。

 「オーストラリアはCKから点を取っていて。イラクはニアとかにも人数はいるけど、決められている。セットプレーは大事ですね。そういうチャンスが来た時に試合に出られたら、貢献できると思う」
 
 太田が理想のひとつとして挙げた崩しが、タイ戦の1点目だ。
 
「(酒井)宏樹が(原口)元気に出したような形をチームとしてもっと出せれば、相手は怖いかなと」
 
「(中東のチームは)ボールウォッチャーになる傾向がある。オーストラリアの2点目も右サイドの選手が崩していますから、ああいう局面では周りのサポートが大事になってくる」
 
 太田と言えば、最大の武器は左足のクロスである。「そういうチャンスが来た時に試合に出られたら、貢献できる」というのはその左足に絶対の自信を持っているからだろう。所属先のフィテッセでは今季のリーグ戦でわずか3試合出場と振るわないが、正確無比のクロスで存在感を示したいところだ。
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