【J1採点&寸評】横浜×新潟|横浜が下位に沈む新潟を難なく攻略。MOMはリオ五輪世代のドリブラーに!

2016年09月17日 橋本啓(サッカーダイジェスト)

横浜――大半の選手が及第点以上に。3点目の前田には最高点を付与。

【警告】横浜=伊藤 新潟=指宿(90+3分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】前田直輝(横浜)

[J1第2ステージ12節]横浜3-1新潟/9月17日/日産ス
 
【チーム採点・寸評】
横浜 6.5
相手のミスにも助けられ、効率良く得点を積み重ねた。守備も安定し、ボランチ、CB間の連係の乱れはほとんどなかった。
 
【横浜|採点・寸評】
GK
1 榎本哲也 6
何度かピンチにさらされたが、冷静な判断で対応。至近距離からの失点にも追及されるべき点はなく、及第点のパフォーマンスだった。
 
DF
13 小林祐三 6
これといって見せ場はなかったが、堅実なプレーでチームを下支えする。サイドを突破されるシーンもあまりなかった。
 
4 栗原勇蔵 6.5
ゴール前でのインターセプトから中町の2点目をお膳立てしたプレーは見事。最後まで集中を切らさなかった。
 
22 中澤佑二 6
終始相手には隙を与えず、手堅い守備で牽引。R・シルバの突破に対しても、しっかり身体を寄せて対応していた。
 
24 金井貢史 6.5
豊富な運動量を活かし攻守の役割を全う。隙あらば果敢に攻めあがる姿勢が実って、兵藤の先制点をアシストした。
 
MF
2 パク・ジョンス 6
正確なパスさばきで中盤からのビルドアップに貢献。終盤はスペースを確実にカバーしながら、ピンチの芽を摘んだ。
 
8 中町公祐 6.5
相手の隙を見逃さず、貴重な追加点を奪取。ピッチを所狭しと動き回り、敵のパスコースを限定させるプレーも効果的だった。
 
25 前田直輝 7
MAN OF THE MATCH
1点差に追い上げられた中、新潟の息の根を止める3点目を奪ったプレーを評価。スペースが生まれた試合終盤は、自慢の突破力で度々脅威を与えた。
 
7 兵藤慎剛 6(65分OUT)
巧みな技術で先制ゴールを奪った以外、あまり見せ場はなかった。ただ、訪れたチャンスを確実に仕留めたそのワンプレーには十分に価値はある。
 
20 マルティノス 5
推進力を活かし切れず、脅威を与え切れていなかった。ボールを持つ場面が多かった割には、目立てなかった印象が強い。

次ページ横浜――伊藤は不甲斐なかった一方、途中出場の天野と齋藤はまずまずの出来。

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