【J1展望】鳥栖×広島|勢いを取り戻すために重要な一戦は、エル・カビルとP・ウタカの両助っ人に注目

2016年09月16日 サッカーダイジェスト編集部

鳥栖――前節の反省を生かし、3-4-2-1を攻略できるか。

故障者/鳥栖=なし 広島=佐々木、宮吉、川﨑
出場停止/鳥栖=なし 広島=なし

J1リーグ・2ndステージ12節
サガン鳥栖 – サンフレッチェ広島
9月17日(土)/19:00/ベストアメニティスタジアム
 
サガン鳥栖
2ndステージ成績(11節終了時):6位 勝点21 6勝3分2敗 15得点・11失点
年間成績(28試合終了時):15位 勝点38 10勝8分10敗 25得点・26失点
 
【最新チーム事情】
●前節の浦和戦は、両WBの裏を突く狙いが奏功せず完敗。第2ステージ6位に後退した。
●天皇杯2回戦の琉球戦で顔面を負傷したキム・ミヌのコンディションが気がかり。
●ムスタファ・エル・カビルが徐々に調子を上げている。リーグ戦初ゴールに期待。
 
【担当記者の視点】
前節の浦和戦は完敗。第2ステージでは、6位に後退し、首位との勝点差は4に広がった。今節は、第2ステージの優勝に向けて負けられない試合ではあるが、同時に残留を確定させる大一番でもある。まずは残留を確定させるためにも、今節は勝利を収めたい。
 
しかし、広島とはJ1通算1勝2分6敗と、非常に相性は悪い。広島も浦和と同様に3-4-2-1のシステムを採用するチーム。前節は、両WBの裏を突く狙いもはまらず、逆に相手の多彩な攻撃に対して、守勢を強いられた。特にラインを下げさせられ、中盤のスペースをうまく使われたことが、敗戦の原因だ。浦和戦の反省を生かして、3-4-2-1を攻略できるか。
 
注目は、ムスタファ・エル・カビルだ。天皇杯の琉球戦で加入後初得点を挙げるなど、徐々に良い動きを見せている。再び上昇気流に乗るためにも、調子を上げる助っ人のリーグ戦初ゴールに期待したい。

次ページ広島――P・ウタカとシャドー&ボランチの距離感が鍵。

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