【16年夏のメルカート最終日の主な移籍】激動の最終日! ナスリはセビージャ、D・ルイスはチェルシー、ウィルシェアがボーンマスへ!

2016年09月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

チェルシーは守備の実力者2枚抜き!

ダビド・ルイス(パリSG→チェルシー)(C)Getty Images

■ダビド・ルイス
・29歳/DF/ブラジル代表
・パリSG→チェルシー(完全移籍)
・移籍金:3850万ユーロ(約46億2000万円)
 2014年にパリへと旅立った高水準のDFが2年ぶりに古巣チェルシーにカムバックを果たした。チェルシーは今夏に衰えが見えるジョン・テリーに代わるCBの獲得を目指し、ナポリのカリドゥ・クリバリに熱心なアプローチをかけるもクラブ間の交渉がもつれて破談。移籍メルカートの最終日に何とか実力派CBの買い付けに成功した。電撃的な古巣復帰となったD・ルイスは、「チェルシーに帰って来られて嬉しい。ここには良い思い出がたくさんある。アントニオ・コンテの下で成功したいね」と、新監督の下での成功を誓っている。
 

■マルコス・アロンソ
・25歳/DF/スペイン
・フィオレンティーナ→チェルシー(完全移籍)
・移籍金:2300万ユーロ(約27億6000万円)
 FKを任されることもある正確なキックと対人守備に定評があるR・マドリーの下部組織出身のエリートで、過去にボルトン(2010-2013)、サンダーランド(2014年)でのプレー経験もあるだけにイングランドの水にも馴染むのは早いはずだ。CB、左SB、左ウイングバックを遜色なくこなすポリバレント守備者は、「僕がステップアップするためには最適の場所」と自らのキャリアアップを喜んだ。

 
■イスラム・スリマニ
・28歳/FW/アルジェリア代表
・スポルティング→レスター(完全移籍)
・移籍金:3500万ユーロ(約42億円)
  昨シーズン、ポルトガルリーグ2位の27得点を決めた大砲。抜群のポジショニングからアクロバチックなシュートを放ってネットを揺らすゴールハンター。2014年のブラジルW杯ではヴァヒド・ハリルホジッチの師事を仰いだ経験を持つ。カウンターでも機能するストライカー獲得にレスターが支払った移籍金はクラブレコードとなる3500万ユーロ(約42億円)で、期待値の高さを感じさせる。それだけに岡崎慎司とのポジション争いも激化していくことが予想される。
 

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