【J1展望】福岡×鹿島|本調子でない第1ステージ王者に福岡はどう立ち向かうか

2016年08月13日 サッカーダイジェスト編集部

福岡――課題を確実に消化しつつ残留へ前進したい。

故障者/福岡=中原貴、ウェリントン 鹿島=遠藤
出場停止/福岡=なし 鹿島=なし
五輪帯同による欠場/福岡=亀川 鹿島=櫛引、植田

J1リーグ2ndステージ・8節
アビスパ福岡 – 鹿島アントラーズ
8月14日(日)/19:00/レベルファイブスタジアム
 
アビスパ福岡
2ndステージ成績(7節終了時):14位 勝点5 1勝2分4敗 6得点・11失点
年間成績(24試合終了時):18位 勝点16 3勝7分14敗 17得点・36失点
 
【最新チーム事情】
●ダニルソンがフルメニューを消化。ただコンディションは上がらず、出場は微妙。
●11日の練習でウェリントンが別メニュー調整。スタメン出場は見送る見込みが高い。
●コンディション不良の両外人に対し、台頭する若い選手たちは軽快な動きを見せる。
●特に金森はキレもあり、鹿島戦でのゴールが期待される。
 
 
【担当記者の視点】
 試合内容は確実に進歩している福岡。高さとカウンターだけでなく、ポゼッションしながら相手を押し込む時間帯も増えている。井原監督も最後の質を課題に挙げながら、成長を感じている様子だ。
 
 一方で、惜しい試合をしながらも自分たちの不注意が原因で勝点を思ったように伸ばせていないのも事実。「ネガティブに捉えても仕方がない。課題さえ解決出来ればいい方向へ迎えるとポジティブに捉えて、前を向くだけ」(井原監督)。やはり修正をどれだけ施せるかが残留に向けての大きなポイントになるだろう。
 
 今節の対戦相手の鹿島は、公式戦4連敗中だ。だが第1ステージ王者であり、その実力に疑いはない。井原監督は「(相手の連敗が)アドバンテージになるとは思っていない」と気を引き締めている。

次ページ鹿島――金崎&鈴木のコンビに期待。

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