常連のネイマールとデ・ブライネがランク外に
左からC・ロナウド、メッシ、ベリンガム、ヤマル。(C)Getty Images
現地時間10月16日、米誌『Forbes』が2025年版の「サッカー選手長者番付TOP10」を発表した。
同誌によれば、トップ10の選手たちは25-26シーズンに計9億4500万ドル(約1417億5000万円)を稼ぐと予想している。
1位に輝いたのは、今年6月にアル・ナスルと27年まで契約を延長したクリスティアーノ・ロナウドだ。3年連続の快挙で、総収入は2億8000万ドル(約420億円)。40歳となったが、先日のワールドカップ予選・ハンガリー戦で2ゴールを挙げるなど自慢の決定力は健在だ。
2位はリオネル・メッシで、1億3000万ドル(約195億円)。長年トップを争ってきたC・ロナウドとは倍以上の差をつけられたが、昨年と同順位をキープした。
3位にランクインしたのが昨年4位のカリム・ベンゼマ。アル・イテハドとの契約最終年を迎え、ピッチ内外を合わせた推定総収入額は1億400万ドル(約156億円)となった。
同誌の「サッカー選手長者番付」22年の歴史の中で、初の10代でトップ10入りを果たしたのが、バルセロナのラミネ・ヤマルだ。総収入は4300万ドル(約64億5000万円)で、昨年10位のケビン・デ・ブライネの3900万ドル(約58億5000万円)を上回っている。
24年版に比べると全体で4パーセント近く減少していて、主な理由としては昨年3位のネイマールがランク外に脱落したためだと伝えている。
ただ、18歳のヤマルに加え、レアル・マドリーの22歳、ジュード・ベリンガムが初のランクインと、サッカー界で世代交代が進みつつあることを示している。10人中5人が29歳以下で、これは20年以降で最大の割合だ。
大ベテランのC・ロナウドが群を抜いてトップ君臨しているが、若手タレントも着実に収入を伸ばしている。