【レスター 1-2 マンU|採点&寸評】MOMは決勝弾のイブラ! 岡崎は二度の決定機を逃す…

2016年08月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

1年を見据えたラニエリの采配は評価に値する。

コミュニティシールドのフォーメーション&結果。(C) SOCCER DIGEST

【レスター|チーム&監督 採点&寸評】
チーム 5.5
相手に支配される時間帯が多かったが、コンパクトな守備陣形を敷いて頻繁に決定機を作らせず、自慢のカウンターもまずまず機能した。とはいえ、寄せの甘さから2失点を喫したことは、リーグ開幕に向けた反省材料と言えるだろう。
 
監督 クラウディオ・ラニエリ 6
戦術理解度の高い昨シーズンからのメンバーを先発起用しながら、後半はムサ、メンディ、L・エルナンデスと新戦力を次々に投入。敗れたとはいえ、緊張感のある試合展開の中で1年を見据えた采配を見せたことは評価できる。
 
【レスター|選手採点&寸評】
[GK]
1 キャスパー・シュマイケル 6
失点の原因はいずれも味方DFの対応の甘さゆえで、責任を問うのは酷だろう。大きなミスもなく、試合終盤には敵ゴール前に攻め上がる勇気も。
 
[DF]
17 ダニー・シンプソン 5(63分OUT)
とりわけ前半は対面のマルシアルにスピードで翻弄され、守備の対応で後手に回るシーンが多かった。得意の攻撃参加もほとんどなく、ベストパフォーマンスには程遠かった。
 
5 ウェズ・モーガン 5.5
冷静なパス捌きでビルドアップの起点になり、
キャプテンらしい統率力も。ただ、83分の失点シーンではイブラヒモビッチに競り負け、致命的な決勝点を許してしまった。
 
6 ロベルト・フート 6.5(89分OUT)
上手く身体を寄せて、マークに付いたイブラヒモビッチを多くの時間で封じた。モーガンとのパートナーシップは、新シーズンも守備の生命線となりそうだ。
 
28 クリスティアン・フクス 6(80分OUT)
気の利いたポジショニングで相手の侵入を防ぎ、自身のサイドを破られるシーンは皆無。楔のパスを通して攻撃に変化を付けるなど、攻守で安定感があった。
 
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

次ページ岡崎はフェライニのマークに苦しみ続けた。

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