【J1採点&寸評】新潟×神戸|鮮やかな決勝点を挙げたR・シルバがMOM。神戸は田中英の活躍が目立った

2016年08月08日 大中祐二

新潟――DF西村がリーグデビュー戦を感じさせない堂々のプレー。

【警告】新潟=R・シルバ(55分)、守田(81分) 神戸=三原(31分)、藤田(86分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】ラファエル・シルバ(新潟)

J1第2ステージ7節]新潟1-0神戸/86日/デンカS
 
【チーム採点・寸評】
新潟 6.5
高い位置でボールを奪う守備がはまって先制すると、神戸の反撃に対して前からチェックにいく場面、ブロックを作って撥ね返す場面と、守備を使い分けて完封勝利。

【新潟|選手採点】
GK
21 守田達弥 6
ディフェンス陣との連係を保ち、終始、落ち着いていた。場内を沸かせるファインセーブの必要はなかった。
 
DF
27 松原 健 5.5
3試合ぶりに先発、守備の連係にやや苦労した。ビルドアップでプレスをはがそうとして状況悪くする場面も散見。
 
24 西村竜馬 6.5
リーグデビュー戦というのを感じさせない堂々のプレー。球際を粘り強く、厳しく行ける特長を出した。
 
2 大野和成 6
カバーリングの意識を強く持ちながら、4人中3人が変わったディフェンスラインをまとめる。
 
7 コルテース 6.5
冷静で堅実な守備に加え、蒸し暑さの中、推進力を90分間発揮することで、チームを大いに助けた。
 
MF
6 小林裕紀 5.5(60分OUT)
神戸のプレッシャーが強烈でボールを循環させることができず、連係でもパスのズレに苦しむ。
 
13 加藤 大 5.5

試合中盤までは対面の橋本の攻め上がりを封じるべく奔走。しかし徐々に後手を踏む場面が目立ち、"後追い"が増えた。
 
18 成岡 翔 6.5
後半1トップに上がる前から攻守に機転を利かせてポジションを取っていた。決勝点もその守備から。
 
8 レオ・シルバ 6
試合の流れを悪くしかねない軽いプレーも散見されたが、攻守に運動量を発揮してチームを支えた。
 
14 田中達也 6.5(74分OUT)
立ち上がりから対面の高橋峻と激しい攻防を繰り返し、サイドでペースをつかませなかった。決勝点につながる好パスも。
 

次ページ新潟――決勝点のR・シルバ。冷静な駆け引きで相手の股下を抜く。

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