ポグバとストーンズに続くのは? 移籍市場後半戦の主役候補!

2016年08月05日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

ポグバのマンチェスター・U移籍が成立なら今夏最大の衝撃に。

ポグバが移籍するとなれば、今夏最大の高額取引となることは必至で、大きな話題となるだろう。 (C) Getty Images

主役候補1
ポール・ポグバ
(MF/ユベントス/フランス代表)
生年月日:1993年3月15日(23歳)
現行契約満了:2019年6月
推定市場価格:7000万ユーロ
噂される主な移籍先:マンチェスター・U、R・マドリー

 その才能に惚れ込む同胞ジネディーヌ・ジダン監督の要望もあってR・マドリーもまだ諦めていないようだが、すでに古巣マンチェスター・Uが個人合意済みで、残るはユベントスとのクラブ間交渉のみ。

 移籍金はサッカー史上最高額の1億2000万ユーロ(約144億円)に上ると報じられる。その金銭面はもちろん、マンチェスター・Uが4年前にタダで手放した選手を新レコードで買い戻すというストーリーを含めて、ディール成立なら今夏最大の衝撃が走るに違いない。


主役候補2
ハメス・ロドリゲス
(MF/R・マドリー/コロンビア代表)
生年月日:1991年7月12日(25歳)
現行契約満了:2020年6月
推定市場価格:7000万ユーロ
噂される主な移籍先:マンチェスター・U、パリSG

 代理人は当代屈指のジョルジュ・メンデス。同じくその顧客であるジョゼ・モウリーニョが新監督に就任したマンチェスター・Uは、R・マドリーで控えに甘んじるこのレフティーに早くから興味を示し、実際に6500万ユーロ(約78億円)を提示したと言われている。

 しかし、当初は売却に前向きだったジダン監督が、クリスチアーノ・ロナウドが怪我で出遅れたため考えを改め始めている模様。さらに本人も残留を強調する。ただ、マドリーにとって絶対に不可欠な戦力とは言い難く、今後の補強次第では売却される可能性は否定できない。マンチェスター・Uに加え、ズラタン・イブラヒモビッチに代わる新たなアイコンを求めているパリSGは、虎視眈々とチャンスを窺っている。


主役候補3
ジョン・ストーンズ
(DF/エバートン/イングランド代表)
生年月日:1994年5月28日(22歳)
現行契約満了:2019年6月
推定市場価格:2800万ユーロ
噂される主な移籍先:マンチェスター・C、マンチェスター・U、チェルシー

 エバートンの要求額は一貫して5000万ポンド(約70億円)だ。この巨額を用意できるクラブは限られており、新シーズンはチャンピオンズ・リーグ出場権を持たず収入減を強いられるチェルシーは苦しい。移籍先はシティとユナイテッドのマンチェスター勢に絞られたと見ていいだろう。

 現時点で争奪戦をリードしているのはシティで、ジョゼップ・グアルディオラ監督が交渉の事実を認めたうえ、本人もこの戦術家の下でのプレーを希望している。仮に5000万ポンドでの移籍が成立すれば、イングランド人選手、そしてDFの史上最高額を更新することになる。

 

次ページヴィツェルのユーベ行きの決心は固い。

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