途中出場で鮮烈2発。「成長している実感がある」
今季に懸ける熱い想いを明かした塩貝。気合い十分だ。(C)Getty Images
NECナイメーヘンが開幕3連勝と絶好調だ。PSVも勝点9と最高のスタートを切ったが、得失点差でNECが上回り、目下首位に立っている。喜ぶにはまだ早い時期だが、8月24日のNAC戦を3-0の快勝で終えると、ファンやスチュワードは順位表の載ったサイトを開き、幸せそうな表情を隠せなかった。
NEC好調の背景には複数の理由があるが、そのひとつが「取るべき人がゴールを取っている」ということ。1トップ・2シャドーの小川航基、チャロン・シェリー、ブライアン・リンセン、そしてスーパーサブの塩貝健人が揃って2ゴールずつを挙げているのだ。
プレシーズンから絶好調だった塩貝は体調を崩し、開幕戦こそ欠場したが、第2節のヘラクレス戦(4-1でNECの勝利)で小川に代わって69分からピッチに立つと、83分、87分にゴールを決めた。NAC戦でも71分からプレーした塩貝は「プレシーズンからずっと調子が良く、開幕戦はスタメン予定だったので、もったいないことをしました。それでも前回の試合で2点取れました。今シーズンは得点王を狙ってます」と語った。
NEC好調の背景には複数の理由があるが、そのひとつが「取るべき人がゴールを取っている」ということ。1トップ・2シャドーの小川航基、チャロン・シェリー、ブライアン・リンセン、そしてスーパーサブの塩貝健人が揃って2ゴールずつを挙げているのだ。
プレシーズンから絶好調だった塩貝は体調を崩し、開幕戦こそ欠場したが、第2節のヘラクレス戦(4-1でNECの勝利)で小川に代わって69分からピッチに立つと、83分、87分にゴールを決めた。NAC戦でも71分からプレーした塩貝は「プレシーズンからずっと調子が良く、開幕戦はスタメン予定だったので、もったいないことをしました。それでも前回の試合で2点取れました。今シーズンは得点王を狙ってます」と語った。
ヘラクレス戦の2ゴールは、ともに塩貝の点取り屋としての嗅覚が冴え渡ったもの。1ゴール目はカウンターから抜け出したMFファン・クローイのシュートがGKに弾かれたこぼれ球を、冷静に無人のゴールへ流し込んだ。塩貝はラストパスをもらいにゴール前に突っ込んでいかず、ファン・クローイにシュートを打たすも良し、折り返し気味にパスを受けるも良し――のポジショニングを取ったことで、GKが防いだリバウンドに対して余裕を持ってフィニッシュワークできた。
「1点目は、たまたま僕のところにボールが流れてきた。32番(ファン・クローイ)がシュートを打ってこぼれ球が来たんですけれど、以前だったらちょっと入り込んで横にいて触れなかったと思うんですが、ちょっと(ゴール前へのフリーランニングを)タメて、後ろにこぼれてきたボールに反応できた。そういうところでも成長している実感がある」
2ゴール目は左ポケットを突いたFWエル・カチャティのクロスを、ニアポストで塩貝が仕留めた。この直前、ニアにポジションを取ったシェリーの背後から塩貝が猛然と走り込み、さらにニアの位置に割り込んだ。
「2点目は敵よりも味方との勝負だった。ウイングの選手(エル・カチャティ)にボールが抜けたとき、『これ、折返しが来るな。ファーにいたらボールが来ないな。彼(シェリー)の前に入らなきゃ』と思ってニアに走ったら、自分のところにボールが来た。良い形で決めることができました」
「1点目は、たまたま僕のところにボールが流れてきた。32番(ファン・クローイ)がシュートを打ってこぼれ球が来たんですけれど、以前だったらちょっと入り込んで横にいて触れなかったと思うんですが、ちょっと(ゴール前へのフリーランニングを)タメて、後ろにこぼれてきたボールに反応できた。そういうところでも成長している実感がある」
2ゴール目は左ポケットを突いたFWエル・カチャティのクロスを、ニアポストで塩貝が仕留めた。この直前、ニアにポジションを取ったシェリーの背後から塩貝が猛然と走り込み、さらにニアの位置に割り込んだ。
「2点目は敵よりも味方との勝負だった。ウイングの選手(エル・カチャティ)にボールが抜けたとき、『これ、折返しが来るな。ファーにいたらボールが来ないな。彼(シェリー)の前に入らなきゃ』と思ってニアに走ったら、自分のところにボールが来た。良い形で決めることができました」