【J1展望】浦和×大宮|リオに旅立つ興梠&遠藤、ミシャからゲキを受けた関根…5万大観衆のさいたまダービーで史上初の6連勝なるか?

2016年07月16日 サッカーダイジェスト編集部

浦和――9年ぶりの5連勝を達成。李は「とはいえ圧勝しているわけではない。だからこそ、ダービーで圧倒して勢いに乗りたい」。

故障者/浦和=なし、大宮=菊地、黒川、加藤有、家長
出場停止/浦和、大宮=なし

J1リーグ2ndステージ・4節
浦和レッズ – 大宮アルディージャ
7月17日(日)/19:00/埼玉スタジアム2002
 
浦和レッズ
第2ステージ(3節終了時):3位 勝点9 3勝0分0敗 5得点・1失点
年間成績(20試合終了時):3位 勝点42 13勝3分4敗 31得点・17失点
 
【最新チーム事情】
●さいたまダービーは久々の5万人越えか!
●チケット販売はコンビニ、ネット、レッドボルテージなどで若干あり。当日スタジアム販売はなし。
●リオ五輪出発前ラストゲーム。遠藤と興梠が燃えている。
●ミシャから関根に「1対1で勝て!」のゲキが飛ぶ。
●李は「記憶にも記録にも残るゴールを決める」と宣言。
 
【担当記者の視点】
 2年ぶりにホームで迎えるさいたまダービーは、前々日の段階でチケットが5万1500枚以上売れたという。格安でチケットを購入できるキャンペーンにより訪れる大勢の小中高生の前で、浦和の攻撃的なサッカーを見せたい。
 
 遠藤と興梠にとっては、これがリオ五輪代表合流前のラストゲーム。遠藤は「最後なので、しっかり勝って気持ちよく五輪に行きたい。サポーターがダービーは特別なのだと実感させてくれる」と意気込む。守備陣は遠藤を中心に無失点で抑え、そしてエース興梠のゴールという最高の結果を残したい。
 
 第1ステージ同様、大宮が4バックで臨んできた場合、サイドで主導権を握れるかがポイントになる。ペトロヴィッチ監督から「1対1では絶対に勝て!」とゲキを飛ばされたと言う関根は、「先制点が大事になる」と、虎視眈々と今季ホーム初ゴールを狙う。
 
 鬼門の仙台で13年ぶりに勝利を収め、9年ぶりの5連勝を達成。李は「とはいえ圧勝しているわけではない。だからこそ、攻めて圧倒するダービーにしたい。記憶にも記録にも残るゴールを決めたい」と気を引き締めていた。興梠不在時にはゴールラッシュが期待されるだけに、第1ステージに続いてこの大一番で一撃を叩き込み勢いに乗りたいところだ。

 

次ページ大宮――家長不在で厳しいが、第1ステージの対戦の時のように“流れ”に乗りたい。

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